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「中の人」は書くことがお好き

私はいわゆるバズる文章を書くことはできませんが、SNSで文章を発信し続けることは苦ではありません。(なお、今回私が言うSNSは主に文章を投稿する媒体の話です)

現在仕事でTwitterとFacebookの中の人をしていますが、6年間継続して担当していますし、Twitterに関しては半年間の産休中以外毎週月曜日~金曜日続けて発信し続けています。なお、運用しているTwitterアカウントのフォロワー数はアカウント数の割合で上位2パーセントに含まれます。

正直、6年前、中の人を始めた頃は失敗もしていたように思いますが、今はネットリテラシーなどの知識も増え、上手に運用できていると思います。バズりませんが。

しかし、実際はバズることよりも、継続して発信し続ける事の方が大切です。多くの人はSNSを始めても半年も継続できないうちにやめてしまいます。企業の中の人であればやめることはなかなかできませんが、それはそれでプレッシャーとの戦いで、担当者が半年~2年ほどでやめる事も少なくありません。そのような中で、炎上もせず、続けられているというのは自分が自信を持ってできるという事の一つかなと思います。

そもそも、なぜ、SNSで文章を書き続けられるのかと言うと、単純に書くことが好きだからです。

昔、小説家になりたくて高校~大学生時代は小説を書いていて、大学生時代には文章がうまくなりたかったので新聞記者になりたい人のための文章教室に3年ほど通っていました。なので「さあ書け」と言われれば大体何か書けます。

大学卒業後、しばらくはmixiなどに日記を書く程度でしたが、青年海外協力隊としてバングラデシュにいた時は毎週仕事の事をブログに書いていました。これは、2年間続け、最終的には個人的に本にしました。(現在ブログは削除されています)なお、この本はJICAが私が活動していた分野での活動報告をまとめる際の資料にもなりました。

その後就職したNGOでも、広報の担当になり記事を書いたりすることは継続していました。

そして、今の会社に入ってSNSの担当になっているのは前述したとおりです。

中の人を続けられているのは、書くことが好き、という事が根底にあるからです。

昨今、SNSを使って広報することは一般的になり、いろんな企業がやっていますが、そもそも、文章を書く事が好きだったり、何か伝えることが好きでないと継続するのは容易ではないと痛感しています。

私の文章は沢山の人をうならせたり、感動させるようなものは書けません。しかし、書くことを通じて、読者(フォロワー)とコミュニケーションを取り、その人が「いいな」と思ってくれたら嬉しいなと思って日々文章を書き、発信を続けています。






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