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引き算?足し算?これからの“生き方”を考える

年に2,3回、大切な「推し」のライブに行きます。
彼の音楽に出会って、もう40年近く(!)
自分が生きてきた時間の中で
どんな時も寄り添って力をくれた存在。
もう「一生共にする」と決めています。

私より5歳年上の彼(推し)は人生の先輩でもあります。
最近のライブでは「これからのこと」について
話すことが増えました。

・辞め時を意識している
・若い頃はこの歳になるまで続けると思わなかった
・やりたいことはまだある
・CDを作り続けるという大きな挑戦は続けている
・いつまで、どんな形で続けるかを考えている


悲しいことですが、どんなことにも終わりはきます。
会社員に定年退職があるように
スポーツ選手に引退があるように
ミュージシャンにもいつかは“最後の日”がきます。
(今朝のニュースでも、サザンオールスターズが
夏フェスは今年が最後、と知りました)

数年前からこんな話をする彼に対して
少し前までは
「なぜファンにそんなことを言うのだろう?
寂しい思いをさせるだけなのに」と思っていました。

でも最近、とても共感している自分がいます。

彼がそんな話をするようになった年齢に
自分もさしかかってきて
「人生のゴール」を意識するようになったのです。

これから先、残っている時間がどれほどあるかわからない。
でも、1秒1秒時が過ぎていく中、確実にそれはなくなっていく。
さあ、自分はどうしたい?
どう生きていったら、悔いの少ない人生になる?

やりたいことはやりきりたい!
残りの人生を費やしてどんどんチャレンジして
やれるとこまで走っていく「足し算」の人生なのか

自分の残された余力を考えながら
やりたいことに優先順位をつけて選別して
選んだことをひとつひとつやっていく「引き算」の人生なのか

私の中で、まだ答えは出ていません。


推しのファンは、私と同じように
彼と一緒に人生を歩んできた同世代が多いので
きっと彼はこう言いたいのかな、と(勝手に)思っています。

「僕は、こうやって生きていく覚悟を決めたよ。
さあ、みんなはどうする?」


でも結局、この「問い」は年齢に関係なく
生きているすべての人に当てはまるのかもしれませんね・・・


さて、私ですが
自分が主人公のこの物語
エピローグに差し掛かっているのかどうかはわからないけど
作家としてはそろそろ結末を考える時期なのかもしれない
と思っています。

足し算なのか、引き算なのかの答えはまだですが
どちらにしても、この物語は
終わりが大切なのではなく
その過程が大事なのだと強く思います。
最後に「あー楽しかった」と思える物語にするために
これからどう行動していくか
ワクワクしながら楽しみながら
組み立てていきたいなあ。


みなさんは、自分が主人公の物語
どんな展開にしていきたいですか?




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