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「子どもが小さい時は貯め時」と言うけれど・・・

家計簿をつけなくては!と思いつつ、続かない
赤字が出なければOK
思うように貯蓄できない
不意の出費にあたふた!を繰り返す

・・・全て、過去の私です。

ライフプランを立ててしっかり家計管理
結婚当初は張り切って取り組んでいたものの
日々の生活や子育てに埋もれていき・・・
気づけばどんぶり勘定だらけ。

そんな自分の失敗、過去の反省から
娘たちには「家計管理が基本!」と
ことあるごとに話しています。

特に子育て中の長女には
「子どもが小さいうちが貯め時なんだから!」と
うるさいくらい言い続けて・・・

先日、とうとう長女に反撃されてしまいました。

「子どもが小さくても、とても貯め時なんて思えない!」

長女の言い分はこうです。
・たしかに学校の教育費はかからないけど習い事の費用は増える
・休みの日ごとにお出かけをねだられ、小さな出費がかさむ
・住宅ローンが重い
・子どもが小さいとなかなか仕事を始められない

※長女は現在専業主婦、数年前に新築一戸建てを購入しました。
ご家庭によって、環境は全く違うので
長女の家庭の話として読んでいただければ幸いです。

小学生の孫は幼稚園の頃から水泳を習っていますが
先日、選手コースに入りました。
他のスポーツと比べて水泳は費用がかからない、という
勝手なイメージを持っていたのですが
大会に出るための指定水着の購入やエントリー費用
遠征するための費用、夏休みの合宿費用など
小学生でも中高生と変わらない負担があるそう。

また、週4日の練習を頑張っているわが子を見ていると
休みの日はつい甘やかしてしまい、
ファーストフード店やショッピングモールに連れて行ってしまうのだとか。

数年前に住宅ローンが始まってからというもの
家計にゆとりはなくなり、ボーナスで補填。

自分も働きに出なければ、と思いつつ
幼稚園年中の孫娘のお迎えなどを考えると
なかなか難しく悩んでしまう・・・

そんな日々を過ごしているそうです。

確かに・・・
子ども中心の生活をおくっていると
節約したくてもできないこともある。
子どもが行きたい場所には連れて行ってあげたいし
やりたいことはさせてあげたい。
小さな出費でも積もり積もって月末は赤字
自分の時も同じようなことが続いていたなあ、と思うと
長女の気持ちもよくわかります。

とはいえ、何もしなければ赤字家計のまま
将来の教育費さえ用意できない事態になってしまう!

私自身が反省を踏まえた上で、今取り組んでいることは
「家計管理をして、支出を見える化した上で
きちんと予算を組んでその中でやりくり+貯蓄していく」

私から長女へアドバイスするとしたら
・家計簿をつける
・家計管理→予算決め→毎月少額でも貯蓄を目指す
・子ども費も予算の範囲内でできることをする
 →できるだけ楽しませてあげることは変わらず
・子どもに負担なく働く方法を模索する

始めたばかりですが、FPの学びも役立つかもしれません。

理想は
「生活の満足度を下げずに支出を減らすこと」ですが
なかなか道は険しそう。

長女の家のことであり、私が出しゃばるのは違うかもしれないけど
何かできることがあるのなら協力したい・・・

とはいえ、そもそも長女が私の言うことを聞いて
一緒に頑張ってみようと思うのか?
本気で取り組む気持ちがあるのか?
まずはそこからなんですが(^^;)

今度会ったら、少し話してみようかなと思います。


昭和世代の私は、ずっと
お金の話をするのはタブー、卑しいこと
といった雰囲気の中で育ってきました。
最近ようやく、マネーリテラシーという意識が芽生え
学ぶうちに気づいたこと
もっと早く知っておけばよかった、と思うことや
もっと早くこんな意識を持っていれば、と後悔することが
たくさんたくさんありました。

生きていくうえでお金は必ず必要
お金の話をするのは恥ずかしいことではないし
お金の知識を身に着けるのはとても大切なこと。

娘たちには、そんな意識を持って生きていってほしいし
(大金持ち目指せ!ではなく)
お金の不安を持たずに楽しめる人生を作り
歩んでいってほしい、と願っています。



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