DAVID BOWIE 幻の映画
この VHSテープは DAVID BOWIE若かりし頃 19才(1966)に撮影された 実験映画と言える 作品
フイルムが ドイツ ウーファ社の倉庫から発掘され それを東映が買い付け 新たに サウンド トラックを 録音し Hi-Fiビデオテープ発売と東映系映画館で 公開されました
元のサウンド トラックは 粗ドラムソロでしたが BOWIEに 承諾を得
’84年に 新たな サウンド トラックを 入れることになり 私がレコーディング エンジニアを担当しました。
使用レコーディング機材(大物のみ)
マルチ AMPEX MM 1100 2インチ 16トラック
マスターレコーダは
STUDER A 810 卓は '76製 API
モニタ JBL 4331B AMCRON DC300A
セッション メンバー
吉富ヒロアキ Vo Voice
堀尾カズタカ EG AG
吉尾キミヒロ Dr
横山マサフミ Bass
永井マサチカ Bass Programing
水上ノブユキ Acoustic Bass
マーティ ブレイシー Per
重見トオル Syn
橋本一子 pf
沢井ゲンジ As
特記するとすれば pfのマイクには
AKG C451E 2本 + SENNHEISER MD441U 2本を使った
レコーディング~MIXまで1週間位
上がったマスターテープから 2インチ ビデオ テープに 音入れする作業 をMAスタジオで行うので 私も立会いに...(専門のMAミキサーが 行う)
MAスタジオのマルチはSTUDER A80 -16トラックでエッジ トラックに入れてあるSMPTEタイムコードが 映像と 安定して同期せず タイムコード入れ直しもしていましたが NG...
当時はノンリニア編集ではなく リニア 結局 手動で アレコレやる事にかなり 私にやって欲しいと...立会いに 行っただけなのですが...。(まあ 2ch1発録りと似た様なもの)
で、モニタのタイムコードも 観つつ MCIの卓を使い 無事に MA作業が終わって ホッとした 記憶が ありますね。(MAは初めてというか 本職ではないのですが 楽しかった)
ここのモニタはウェストレイク Wウーファ...良く調整されていて 判り易かった。