僕が泣いた日〜anagonの日記 6/7〜
①今日の出来事
今日はゆるゆるこんな感じ〜。
・小学校での音楽プロジェクトのMT
・昼寝
・WBのMT
・動画制作
以前手伝わせてもらった、袋小学校の6年生のみんなと曲を作るプロジェクトのミーティングをしました。
みんなとは3回くらい会ってたんですが、彼らももう中学生になってて、久々に話が聞けてうれしかったです。
今度apple musicとかで聴けるようになるみたいなので、そのときにまた書きまーす。
②今日のお話
1.僕はまた泣きたいって話
先日LES WORLDは結成3年目を迎えました。
メンバーの上二人はアラサーになり、した二人も出会ったときの上二人の年齢と同じ年齢になりました。
たくさんの応援してくれる人たちに支えられて、ゾンビNPOとして夢を追い続けられていることに本当に感謝しても仕切れないです。
いつもありがとうございます。
そんな約3年前、2018年の2月。
フィリピンにある孤児院で、まだキャストも募集していな買った僕らはミュージカルワークショップをやりました。
今日はそこで僕が泣いた話、そしてそれがLES WORLDを続ける理由になったという話を少しします。
(結成当初のLES WORLDメンバー)
このワークショップをやるにあたって、
「曲が書けるなら脚本も書けるやろ」
という団長の適当な理由で、僕は脚本と、主題歌の制作を任されました。
(「あなごん、脚本も書けるやろw」って言ってる多分)
で、出来上がったのが、ミュージカル「Don't Stop Believin'」。
小説アルケミストを作り替える形のミュージカルだったのですが、
簡単にあらすじを説明すると
少年サンチャゴは、ある時夢のなかでピラミッドに行くようにという掲示を受けます。
そして、サンチャゴはピラミッドに行くために、自分の得意なダンスでお金を稼ごうとするのですが、いじめられっ子たちに邪魔をされたりして、挫けてしまいます。
それでも村長の言葉を受けて、めげずにダンスをし続けていたら、人々のみる目が変わっていき、サンチャゴは晴れてピラミッドに向かうことができるようになりました。
というお話です。
(サンチャゴが夢の掲示を受けてるシーン)
で、このミュージカルの最後に流れるのが主題歌「Don't Stop Belieivin’」です。
この曲は今でも大切な一曲になっているんですが、
本当に全然歌詞もメロディもかけなくて。
当時の僕は軸がぶれぶれ、自分なんてものもなくて、大地さんにはどの曲を聞かせても「響かんのよな〜」とひたすら言われる始末。
そんなこんなでなんとか出来上がった歌詞は、子ども達に向けての歌詞でもあったけれど、
もはや自分に「これからもっと頑張れよ」って言ってるような歌詞になりました。
(当時の日記には、まだみぬ感動を求める僕がいたようです)
そしてできた脚本と、楽曲を持って孤児院でのワークショップスタート。
先に入っていたこうすけさんが、曲をみんなに聞かせてダンスも少し作ってくれていたので、それを見ることに。
そこで僕は日記で書いたように、感動し、泣くことになります。
練習初日ということもあって、ダンスも歌もまだグダグダでした。
それでも僕はその彼らの姿を見て、
「音楽やってきて本当によかった」
と心から思いました。
自分が作った音楽で、みんなが楽しそうに歌って踊ってくれている。
少なくともこの時間だけは、誰も悲しい気持ちになっていない空間で、そこに僕の作った音楽が流れている。
幸せな空間の真ん中に僕の音楽がある。
そう感じて、最後にいつ流したのかも覚えていない嬉し涙を流しました。
この経験が、今もこうしてLES WORLDを続けてる一つの大きな原動力でもあります。
あれから、さらにたくさんの国の子どもたちに出会って、一緒に届けてくれる仲間も増えて、ワークショップのクオリティも上がりました。
夢もどんどん叶っていってる。
それもこれも、あの時の今まで感じたことがないくらい
いろんな温かい感情が胸に溢れた出来事があったからだと僕は思っています。
今思えば、ワークショップの内容とか、脚本の内容とかすごい微妙でした。
それでもあの時の感動は忘れられないのです。
まだ見ぬ、幸せな空間に音楽を届けていきたいんだという気持ちをいつまでも忘れずに
これからもたくさんの子どもたちと共創していきたいなと改めて思います。
「Don't Stop Believin'」はこちらから視聴できます!
③今日の歌詞はお休みします!
いつも読んでくれてありがとうございます。
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