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anagonの日記 12/15

はじめに

英語の論文は全部日本語になればいいのになぁと思ってるあなごんです。
この日記今度から夜のうちに書いて、翌日の朝方に出そうかなと思ってます。

①今日あったこと

1.洗濯物をたたんだ
ぼくはおばあちゃんとお父さんと住んでいて、時々お父さんに頼まれた時と、僕の気分が向いた時に洗濯物をたたみます。

洗濯物をどうやったら早く綺麗にたためるか考えたりするけど、結局まぁ普通にたたむのをくり重ねれば勝手に早く丁寧になるなと思いました。

2.いろんな曲を歌った
ギターが目に入るとギターを手に取ってしまう病なので、そこから2時間くらい一人リサイタルが始まります。
いろんな曲を歌って、録音して後で聞いて、あぁこうやって歌うと上手く聞こえるなぁとか、この曲俺に合わないなとかを分析します。

結局上手く歌えるのは、バラードと低い曲だったりします。

3.英語の論文をちゃんと読んだ
授業で読まなければいけない英語の論文を、この間までGoogle翻訳にぶち込んで適当に事前レポートを出してたのですが、なかなかまだGoogle翻訳が日本語にうまく翻訳されないので、
頑張って自力で読みました。
めっちゃ大変で、なんで神様は言語を分けたんだろうと思いました。

②今日思ったこと

1.自分の歌声の話

僕の声は今でこそ気に入ってはいますが、昔はめちゃくちゃ嫌いで、
バンプみたいな声の出し方とか、ワンオクみたいな声の出し方とか、KANA-BOONみたいな声の出し方とか色々練習して、自分の歌声をどう加工するかみたいなのをやってました。

ただそれをやっても各歌手の特徴みたいなのを身につけるだけで、声質自体は無理に変えているので喉に違和感を感じてしまうようになり、

自然な自分の歌声をどう魅力的に聴かせるかという方を考えるようになりました。

そこから、色んな歌手の歌い方の特徴を真似て、
「音程を変化させるときはこの歌手みたいにやろう」
「高い声はこの歌手みたいな声の出し方にしよう」
とか色んな歌手の特徴を混ぜ合わせて自分のものにするようになりました。

そうして出来ているのが今の自分の歌のスタイルです。

今でも、最近聴いているアーティストの歌をなるべく似せて歌ってみて、自分のスタイルに組み込めそうなら組み込んでいくというのを重ねています。

なんでもそうだと思うけれど、やっぱりたくさんの先駆者の作品に触れて、それを真似て発展させていくというのが、上達の鍵だと思います。

なので僕も自分の歌の改善点を見つけて直して、もっとよくしていけるように頑張ります。

2.スキルが増えないって話
僕は何かを人よりも少しできる状態に持っていくのが早いのと、小さい時に色々やったものが多かったので、
比較的スキルが多い方ではあるのですが、
何か新しいスキルを身につけたり、今持っているスキルを磨くのがあまり得意ではありません。

必要に迫られたらやるのですが、
できたらいいなぁみたいな理由でスキルをゼロから学ぶほどの根気がなく、

気付けば周りに自分の方が出来てた分野で、ぐんと成長して僕より出来てしまう人が多くなったりします。

ここが自分の良くないところだなぁと思っていつつ、なかなか治らない。

今持っているスキルにまだ納得がいってなくて、他のスキルを身につけられる自信がないし、
今持っているスキルを全部伸ばしたいと思ってしまうから、結局どれも中途半端になるし、
かといって1つずつ伸ばそうとすると、その時間触れなかったスキルが劣化したり誰かに負けたりするのが怖くなる。

という負の循環に入ってしまいます。

どうしたらいいんでしょうか。

誰か教えてください。


③今日の一押しmusic〜森山直太朗「さくら」〜

まだ少し卒業シーズンまではありますが、今日は森山直太朗の「さくら」を紹介します。

卒業ソングの不滅の定番ソングな訳ですが、この曲のすごいところは3点あります。

1つ目が「裏声」です。
通常声というのは声帯を閉じてそこに息が当たることで、声帯が震えて出るわけです。

なので声を出さずに「ハー」と息を出する時は、声帯は完全に開いています

裏声の時の声帯はどちらかというと開いていて、少し出てきている状態なので多少震えはしますが、完全に閉じていないので、息が混じり、地声よりは細くなり声量も出ないのが通常です。

ただ高い声を地声のように出してるアーティストはたくさんいますよね。
彼らが使っているのは「ミドルボイス」というやつです。
これは裏声の喉の状態で、地声を出すみたいなざっくり説明するとそんな声の出し方なのですが、これは練習が必要な声の出し方になります。

僕はこれを習得するのに丸一年くらいかかりました

で話を曲に戻すと、森山直太朗はこの曲で、ミドルボイスではない強い裏声を使っています。

僕は声楽家でもボイストレーナーでもないので、詳しくは知りませんが、多分何か特別な声帯の閉じ方をしてるのか、響かせている場所が違うのか、天性のものなのか、という何かしらの理由で、

あの印象的な裏声を使われているんだと思います。

そしてその裏声が、卒業、別れというテーマのこの曲にいいスパイスを効かせていて

細い裏声で歌ってしまうとやっぱり別れというイメージをより強くさせてしまうのですが、彼のはっきりとした裏声は、別れの寂しさだけではなくて、その別れの後の道を希望を持って歩いていく前向きな印象も与えてくれると僕は思います。

2個目のすごいところは「Bメロ」です。

Aメロからこの曲は先ほどの裏声を使うような高めの音程が続くメロディーで構成されます。

そしてサビも高い。

ですが、Bメロは一切裏声を使わず、徐々に音程が上がっていきます

Jpopの多くや、アメリカのポップスやロックなどはBメロで基本一度落とすという構成が多く、この曲もそうではあるのですが、

そのメロディーの作り方が非常にうまい

一番の「霞行く 景色の中に あの日の 歌が聞こえる」
は「かす」「みゆく」「けしきの」「なかに」「あの日の」「うたが」「きこえる」でそれぞれ切られていて、最後の音が伸ばされているのですが、その最後の音がだんだん上がっているのです。

このBメロ全体を活用して、だんだん上がっていくことによって、サビへの盛り上がりが非常にうまく作られています。すごい。

そして最後3点目は「サビの始まりのアクセント」です。

実際多くの曲のサビは、サビに入る1つ前の小節の3拍目か4拍目にメロディーが先行して入ってきて、サビに入る小節でドーンと高い音が来たり、一気に楽器が入ってきて、シンバルがバシャーンってなるのが定番です。

この曲もサビの前の小節の4拍目に「さくら」の「さく」がきてます。

ただこの曲がすごいのはその後で「さくら」の「ら」が32/1くらいためてからやってくるところです。

「さーくぅ・ら」みたいな、さんざんBメロでサビに行く雰囲気を作って、さらにサビに入るときにためるというのがもうこれ以上ないくらいにサビに力を持たせていて、

森山直太朗、天才やなと思います。


ちなみに星野源の「SUN」もCD版だと分かりづらいですが、ライブ版だとサビの「君の」の「の」の前に(ののののうるさい文ですね)少しためが入ります。てかサビのメロディの形が似てます。

まぁそんな感じで、もし本当かよ?って思った方は少し頭に入れて聴いてもらえるとまた新しい楽しみ方ができるのではないかなと思います!

https://youtu.be/p_2F2lKV9uA

終わりに

明日は大学です、終わった後は高校の友達と飲みます。

12月はお金が飛びますね。
そして気付いたのがもうお年玉をもらえない説です。

つらいです。



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