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コロナ禍のいつもの私 1

 私が東京から移り住んだのは、人口減少の小さな町です。
毎日犬と散歩していると、今はもう主人のいない住居跡をあちこちに見つけます。
建物は生い茂った草木で見えなくなっているのですが、植物がここに誰かの暮らしがあったことを教えてくれます。
主人がいなくなっても、草木はそのままそこで生き続け増殖し、小さいけれど深い森が出来上がっています。
そんな森を眺めながら、
見も知らぬ誰か送った日々に思いを馳せます。

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