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徒然雑記。


祖母の家が新しくなってからはじめてのことだろうか、わが家につばめがやってきた。子どもを産んでも大丈夫な環境かどうか、つがいでしっかり見張っている(ような気がする)。

なんとなく、ちいさな「兆し」のようなお話が舞い込んできている。それを糧にできるかどうかは、どこまでいってもじぶん次第なので、ただ黙々とやっていくことになるのだろうな。


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いまのところ、会社に所属しながら決まった仕事をして毎月お給料がもらえているので、こうやって合間にちょっとした冒険ができるけれど、フリーランスになったら余裕がなくなるのかもしれないなあ。

経験として一度独立してみるのもいいかもしれないなと思いつつ、そうなった時に「私はこれができます!」と言えるクオリティのものはあるのだろうか。心のなかでなにかが引っかかっている間はあんまりよくない気がしていて。いずれ「不安」よりも「たのしみ」が大きくなる日がくるんだと思うけどね。


どちらかと言えば、すべてのものごとにはタイミングがあると思っているので、それらを力に任せて無理に動かすことはしない。もちろん、ただ指を加えて立っているだけでははじまらないので、粛々と動くのだけどね。

だから、じぶんの中で流れや組み立てに無理があるなぁと感じることにはあんまり積極的にコミットしたくないし、おもしろそう! だけで飛びつくことはない。それは結果として、じぶんの価値を下げることにもつながりかねないから。ただでさえ高くないわけだから、0になるとちょっとね。


なにかものごとを起こす時、きちんと下準備をしたうえで生まれた余白を、みんなで一緒にたのしみたいんだと思う。京料理の巨匠が「段取り8割」とおっしゃっていたのもわかる気がするよね。スピード感が求められるところでは通用しないかもしれないけれど、ここでやるなら 人やものとの関係性をいちばん大切にしないといいものはつくれない。


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きょうは、職場にたまたま台湾人がやってきた。

家族旅行中に調べてやってきたのだという。時間の関係であんまり多くは話せなかったけれど、『大渓』という台北の近くのまちからやってきて、そこに若者が戻ってくる方法を模索しているそうだった。人口はおおよそ9万人。偶然にもわたしの地元と同じくらいの規模で、車で30分あれば台北に着くそうだ。そんなロケーションも亀岡と似ている。

都市部への人口集中は日本を筆頭にほかの国々でも起こっていること、『大渓』にはとても美しい風景が残っていること、ちょっとの時間だけど、なにかお手伝いができるといいなと思いながら連絡先を交換した。


イギリスにいた頃に、亀岡に来たことがあるタイ人のともだちと出会ったときのことを思い出したのは、彼が地元の写真をたくさん持っていたから。そして「台北にいったことがあるよ」と言うと、とてもよろこんでいた。

すこしでも地元に来たことがある人と、べつなどこかで出会うのはうれしい。

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