地域の、年に1度の大きな行事。
「やりたくてやってる」ことの凄みと歓びを、こういう祭はつくづく教えてくれます。やりたいからやる、やらずにいられないから必死になる。「生きるって、そういうことだろう?」と、地域全体が問いかけているようでもありました。
「今日のダーリン」8月8日より一部抜粋
先日の「今日のダーリン」を読みながら、10月末に3日間、地元で開催される「亀岡祭」のことを思い出していました。小さい祇園祭のようなお祭りで、城下町には山鉾が11基立ち並び、最終日は山鉾巡行もあります。
城下町の商店街に関わるお仕事をさせていただくようになってから、お祭りが開催されるプロセスのところにすこしばかり触れるようになって、ああ、これは、ここに住む理由のひとつなんだろうなぁって思ったんです。そして、いろんな人たちが一生懸命準備したお祭りを見ることも、その土地を訪れるたのしみのひとつになっていて。
人が集まるところには、それなりの理由がちゃんとある。お祭りなどの歴史文化もそうですし、生活の利便性やわくわくするような仕事もそう。自分のことを大切にできる場所も、そうかもしれない。
そこにしかないものと、そこじゃなくてもあるもの、なにを選んでなにと距離をおくのか、いま一度考えようと思った夜でした。
ここに、年に1回の花火大会があるのも、もしかしたら大事なことなのかもしれないね。
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