せっかくなら「ここでしか」できないことを。
Made in Northen Kyotoでつくれる、豊かなモーニング。
ふくくるさんのパン、なべさんの自家製マーマレード、それからカフェタイムさんのコーヒー。
なんだ、ここでもそんな暮らしができるやんっていつも思う。
車の走る音よりも、蝉やカエルの鳴き声の方がよく聞こえてくるこの場所でも。
まあね、亀岡市はNorthenっていうほど京都市と離れてないんやけどね。電車で10分あれば嵯峨嵐山やし。
自分自身がそんなスタンスやから、蓋を開けてみると結構いろんな(思っていたよりも前向きな)意見が飛び交っているここの商店街でも、何かできるんじゃない?っていつも可能性を感じるんやけど、どうやらそう簡単にはいかないらしい。
***
たまたまお仕事で関わりだした地元の商店街の活性化事業。"商店街の名前は知っているけれど行く理由がない"ということは私自身もよく分かる。歯に衣着せぬでものを申すなら、仕事であれ何であれ、訪れる理由をつくってあげれば、人の流れができるのではないかと思っていて。
わたしが「あの店に行こう、あの店で買おう!」という風に思えるようになったのは、店の「人」と出会ったから。商品の良さを知って、誰かに勧めたくなったから。
そこから先に進むには、もう少し土壌を耕さないと。
わが家のように意識的に「商店街」には行っていなくても、無意識に加盟店に足を運んでいることもあるしね。それに、おもしろいところがあれば人は集まるでしょう。
お金をかけることよりももっとできることはあると思うけど、そういうこと限って「見えにくい」し、変化はゆっくりで。そんな価値は長期戦で見出しにくいし、"そろばん勘定" に長けている商売人さんであるがゆえに、という部分。
だからしっかり見える化していかないと、って。
それが自分にできることの気がするよね。
ここに「あるもの」がわかった上で「足りないもの」を探すのはいいけど、単に無い物ねだりをするのは誰でもできる。
指をくわえているだけで「活性」するくらいなら「衰退」なんて言葉はここまで表にでてこないはずで。
これは全国、万国共通かな。
やったことがないからわからないことは、やってみないとわからないことでもあって。誰もわからないからこそ、ワクワクするもんじゃないのかなぁ。
失敗することってそんなに怖いもの?メンツが潰れるのってそんなに怖いかなぁ。恥ずかしさや悔しさは、「次がんばろう」の原動力になると思うのね。
「これまでやってきた」結果が今であることを真摯に受け入れてから一緒にスタートできれば。
ちょっとタイムリーなので感情的に書いてしまっていますが。。
「モノが溢れる時代だからこそ」という前提がありきやと思うから、時代に歩み寄る姿勢も時には必要だと思っていて。
足を運ぶようになってから感じるおもしろさがここにはあるし、そのおもしろみを加速させてくれるメンバーは割と近くにいるはずなのに。
だからちょっともったいないなって思う。
実際、口頭ベースで伝えてみると足を運んでくれる人もでてきたやんね。
強引には混ぜないけれど、早く混ざった方が楽しい気がして。排他的だと余計苦しくならないかなあ〜と思うこともある。そのままそっとしておいてほしいなら、そもそも補助金なんてもらっちゃだめじゃないかしら。
よそ者の存在って大事やと思うし、「一番近くのよそ者」目線でいたいかな。出身でありながら「客観的」を意識するようにしていて。
フィルタリングの基準がしっかりもてれば、フリーライダーを気にしなくても済むと思うしさ。
とはいえ、わたしは担当ではないので傍からいきましょうかね(笑)出身者の強みは「暮らしている」ということ。
1年前には想像もつかなかったこと。商店街を歩いていると、声をかけてもらったり、家にあげてもらったり。気づいて車を停めてくれたり、おまけをくれたり。
地域における顔パスのありがたみを感じています。
やっていて「正解」がないからおもしろいよね。
せっかくやるなら楽しくないと。
シルクプリントのSURIMACCAを使って、Tシャツやトートもつくってみたいね。プリントする原画考えよう〜
***
まだ社会人4ヶ月目やし、偉そうなことはあまり言えないけれど、利害関係ってむずかしいな〜って。利だと思えば利だし、害だと思えば害だし。「学ぶ」視点からいくと大抵のことは「利」だと思っていて、そこで学ばないから「害」になるのでは?
お金を払って「あぁ〜失敗だったな」ってこともあれば、危機管理に欠けていたせいで、フランクフルトの駅で自分のスウェット履いた人が前から歩いてきたこともあって。(ちょっと違うか。笑)
バスケに打ち込んでいた頃は「同じミスは2回するな」と口すっぱく先生に言われていたなあと。同じ失敗を2回したらアホなんやと言われてきまして。
裏を返せば、1回めは許されるということ。自分のミスで相手に点を取られても、たとえチームが負けても、そこでちゃんと学んで繰り返さなければチームのトータルの利益になるのだと。
金銭のやりとりは発生しないので、少し違うかもしれないけど。でも感覚として遠くは離れてはいない気がするんよね。
そんな日々。
気づけばもうすぐ、7月が終わる。
いただいたサポートは、より良い文章をかけるように有料noteや本の購入にあてさせていただきたいと思います◎