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春まであとすこし。


きょうは、ひさしぶりに目覚ましをかけずに朝を迎えた。あいにくの雨だったけれど、ざわざわした日々を送っていたわたしには、雨の音ですら心地よかった。

朝ごはんの準備をして、休日用のカップにコーヒーを入れ、おなじく休日用のお皿にトーストした食パンをのせる。すこしだけゆっくりした後に、先日買った美術手帖「100年後の民藝」を手にとってみた。

ぱらぱらとページをめくり、インタビュー記事を2本ほど読んだ。いま、わたしの中でホッとなキーワードである【民藝】。

そのなかで、「土地に続く文化」や「暮らしの知恵」が宿る「もの」が【民藝】だと定義されていたような気がするのだけれど、4年ほど前からわたしが調べたかったもの・調べてきたものはこれなのかもしれない、と思った。旅のテーマに添えるとしたら、もっと深掘りしていかないといけないし、学びも深めていかないといけないけれど、きっと関わりをもつキーワードなんだと思う。


地域の「文化」と「経済」の両立。

大学時代に学んでいたベースから考えると、このテーマを深めながら、土地の発展と文化との関わり、その時々の政策を整理していけるといいのかもしれない。「100年後につづく民藝」を掲げるための政策提案・・というとすこし違うかもしれないけれど、つづくための経済指標だったり、そのこころだったりを、出来るだけ言語化することに務めたい。

もしくは、地域の「文化」と「教育」の両立かな。伝統文化を大事にしている地域をめぐり、どういった地域「教育」がなされているのか現場を訪ねたい。

発展段階にある国が、過度な開発によって大事なものを失わないように。わたし達が、ひとりの「地球人」としてできることを、小さくてもいいので伝えていけるといいな。



あとは、そのリサーチのついでに「霧と人」の結びつきを考てみられたら面白そう。国内外の霧発生地へ出向いて、どんな風に捉えているのかお話を聞いてみるのもたのしそうだな。すっごく個人的なプロジェクトだけど。

人生は短いから、なにをどこまで実現できるのかはわからないけれど、一度、現在身のまわりにあるものごとと距離を置くことができた日には、その方面を深めていけたらいいのかなと思う。優先順位的には、目の前のことも大事な仕事だし、それに携わることで現場を肌感覚で知れるので。

大学生の頃、机上で途上国の開発経済について議論をしていた頃よりは、ずっといいね。



今日は、しばらく置いたままになっていた原田マハ著の「暗幕のゲルニカ」を読み進めた。まだ中盤だけれども、ピカソの「ゲルニカ」がお披露目を迎え、これからおもしろい展開になっていくところ。

忙しくなると、読書や映画鑑賞と体を動かすことがストップしてしまいがちになるので、よいバランスをとっていきたいね。


春になったらやりたいことが、いくつかある。大きなプロジェクトが終わりを迎えるにあたり、ひと息つけたらと思っていて。無一文では困るので、4月以降も働くし、6,7割くらいは関わるプロジェクトが決まってきているのだけれど、すこしだけ余白をもてそうで。

今後あったらいいなと思う資格を取るために勉強するのもひとつかな。英会話は絶対やろう。


でも、まずは休息から。

先月亀岡に滞在していたAnaïsたちとお花見をしたり、春に向けて買った服やアクセサリーを身につけたり。原っぱで寝転ぶだけの日をつくるのもいいなぁ。

なんて考えるとすこしワクワクしてくるね。ワクワクはやっぱり別枠!



昨日ふと、父親に「人前で話す機会はないのか」と聞かれた。どうやら、大学4年生の時に知人に誘われて出ることになったスピーチコンテストがおもしろかったらしい。それが親に対しての恩返しになるのなら、いまのことを積み上げていった先に人前で話してみるのもわるくないのかな。

とはいえ、まだまだ話せることは少ないから、いまはとにかく経験を積まないとね。あっという間に26歳になったんだから、もたもたしている暇はないよね。

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