燃え尽きからの回復を振り返る
最近のわたしは大なり小なりよく燃え尽きる。
理由はわかっている。
不意に夫がこぼす爆弾級の不満を真正面から食らってダウンしてしまうこと。
労働時間そのものに変化はなくても、仕事の内容がどんどんチャレンジングになっていること。
くわえて、なんだか遠出するイベントが増えていること。
コロナ禍が本当に落ち着いたんだと思う。
また人が動くようになり、ありがたいことにお誘いも増え、意識しなくてもその大きな渦に巻き込まれている。
夫の爆弾をうまくかわすにはまだまだ課題が残るが、仕事と外出は慣れれば燃え尽きることも減っていくのだろうと思う。
できれば燃え尽きそのものを減らしていきたいところだが、なかなか難しい。
しかしこれだけの頻度で燃え尽きているのだから、燃え尽きの短期化なら図れそうだと思うようになってきた。
燃え尽きて灰になったところからまた火を吹き返すステップを振り返っておこうと思う。
∽∽∽
大まかな流れは、
できるだけ徹底的に灰になる→食べる→体を動かす→人と話すだ。
燃え尽きたところでがんばろうとしてはいけない。
SNSもシャットアウトする。
最近わたしはInstagramをスマホから削除した。
推しのいけてる写真をみるだけのためにインストールしていたが、推ししかフォローしていないといってもみたいものだけをみせてくれるわけではない、あのアプリは。
少なくとも日に1度は開いていたXも開かない。シンプルに気持ちが向かないから。
納期があるから100%休んでいるわけにはいかないけれども、必要最低限しか働かない。
とはいえこの時期はPCに向かったとしてもなかなか集中できず、いつもと同じ仕事にもいつも以上に時間がかかる。
ここで決して自分を責めてはいけない。
PCに向かって仕事しただけえらい。
部屋を掃除したい気持ちがわいてきたらよい傾向だ。
掃除欲は自分のなかが片づかないもやもやをなんとかしたい気持ちの表れだ。
部屋の掃除ならわかりやすく目にみえる形でスッキリできる。
∽∽∽
スーパーに行って「あ、今日はこれ食べたいな」と食べたいものが浮かぶようになるとまたこれもよい流れ。
燃え尽き状態では、飲食店でメニューをみても自分がなにを食べたいのかわからない。
食べられるようになるとフィジカルが元気になる。
フィジカルが元気になってくると、活動欲が出てくる。
洗濯やお風呂掃除もちょっとやる気になるし、ジムに行こうかなという気持ちにもなる。
体はどんどん動かす。
運動して体が疲れると睡眠の質もよくなるので一石二鳥。
∽∽∽
経験上、ここまでくればもうあと1歩だ。
ここで、誰かと話す機会があるとよい。
というか、誰かと話したいという気持ちになっている時点でもうあと1歩だ。
「誰かと」といっても誰でもよいわけでなく、ゆったり話を聞いてくれる人かつ話していて前向きな気持ちになれる人がよい。
と同時に、読書や漫画、映画、スポーツなどで感動しよう。
燃え尽きて灰の状態は、心がお休み中だ。
誰かと話すとか、感動するというのは、「ぼちぼちですかね」と心のウォーミングアップにあたると思う。
こんなふうにして、燃え尽きから回復していく。
2週間で回復することもあれば3ヵ月かかることもあるけれど、焦らない。
焦るのがいちばんよくない。
結局、よく休み、よく食べ、よく動き、心を動かすというシンプルなことがいちばん大切なんだと思う。
…逆にいうと、日頃からよく休み、食べ、心も体も動かしていれば燃え尽きも減っていくような気がしている。
昨日は1ヵ月ぶりにジムに行って全身が悲鳴をあげているが、気持ちはなんだか清々しい。
今日は夫の誕生祝で焼き肉だ。
よく動き、よく食べる。
意識していこう。すこしずつ。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが燃え尽きたときにすることはなんですか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?