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この時期の確定申告において「ちょこちょこ」は逆効果

この時期のフリーランスどうしの会話において、あいさつ代わりの話題といえば確定申告である。

まだ1ヵ月以上あるとはいえ「早く取りかからねば」とチラチラわたしの脳裏をよぎる。とりあえずシンクで水に浸してあるお皿たちのごとく。

ほかにもやりたいことはいっぱいあるのに、いつも「あ、その前に確定申告やらなきゃ…」とわたしのやる気をインターセプトしてくる。


とはいえ確定申告にはじめて臨むわけではないので、例年どれぐらいの時間があれば提出できるかわかってはいるのだ。
それに帳簿入力もWeb上のサービスを利用しているので、銀行口座の紐づけによって主要な部分はだいたい終わっている。

しかし残りが面倒くさい。

やる気になれないうえに頭のなかに居座って邪魔なので、「とりあえず1ヵ月分だけ入力しよう」と画面を開いた。

これが間違いのもとだった。
まず入力に必要な書類を準備しなければならない。

なお山崎まさよしさんはこう歌っている

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに

One more time one more chance / 山崎まさよし

わたしならこう歌う

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
ファイルボックス 引き出しの中
こんなとこにいるはずもないのに

確定申告 / えいみ


仕方がないのでもう一度データをプリントアウトすることになる。
すでに1時間が経過している。

数十枚にもなるデータをせっせとプリントアウトして、「せっかくここまでやったんだから」と1ヵ月分だけ入力を試みた。
1ヵ月分の入力にかかる時間がわかれば12ヵ月で何分かかるか、わかると思ったからだ。

ところが数字が違うだけでほとんど同じ入力の繰り返しなので、今度は逆に1ヵ月では止まらなくなってしまう。
気づけば5ヵ月分の入力を終えていた。

いったいなにをしているのだ。
よほど集中していたようで、体感時間の3倍の時間が経過していた。
まずい、締切が迫っているというのに。
むしろ執筆のほうにその集中力を使いなさいよ。


「ちょこちょこ帳簿つけとけばよかった~」と後悔するが、もうこの時期になったら「ちょこちょこ戦法」は逆効果である。
数時間、1日、まるっと時間をとってガッツリ取り組む戦法のほうが効率がよい。

もしちょこちょこ取り組むとするなら、データのプリントアウトないし必要な書類の準備だ。

来年の自分よ、覚えておきたまえ。
というか、このnoteを思い出してくれたまえ。
そういった祈りも込めて、Web上にこのnoteというタイムカプセルをそっと埋めておくことにする。



今日も読んでくれてありがとうございます。
今年の確定申告、あなたはいつ取り組みますか?

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