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おいしいものは気力の源

わたしは早起きを大変苦手としていることは常々noteのトピックとして取り上げている。
夜型から脱却しようと最近は早寝に取り組んでいるのだが、なかなか入眠できないため起床時刻が早まらず、単に1日の活動時間が短くなっているだけである。

するとまっさきに削られていく時間は家事になるが、残念ながら削るほど家事をしていないので食事の時間が削られていく。
この夏は増量するぞと意気込んでいたのに、結局のところ夫と食べる夕飯以外はぜんぜんまともなものを食べていない。というか、そもそも食べていない。

おなかは減るけれども、つくる / 買ってくる面倒が勝って「もういいや」となってしまう。でも本当の原因は「つくる / 買ってくる」より前にあるとわかった。
とくに食べたいものが思い浮かばない。

ひどい時期はスーパーやコンビニに行って棚に並べられた食べものを目の前にしてもぜんぜん手が伸びない。食べたいものがないから、結局「食べないよりはましだろう」程度に、惣菜パンとかポテトチップとか、もはやレンジさえ使わず箸も要らないものを選んでしまう。

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食べものに困ることのないこの時代には感謝してもしきれないけれど、食べるのに困らないかわりに気の消耗が激しいから、食べるには気力が要る気がする。

裏返せば、スーパーやコンビニで、あるいは飲食店のメニューをみても、なにを選ぶかぜんぜん決められないときは、それだけ心を消耗しているんだと思う。

じゃあどうすれば気力が回復するのか?というと、やり方はいろいろあると思うけれど、そのひとつはおいしいものを食べることだ。

このあいだスーパーで「たこキムチの素」を買ってきた。
ひと口大に切ったたこ・きゅうりに和えるだけで夕飯の立派な一品となる。あまりに簡単でおいしくて、もはやたこだけでなく、スーパーで割引シールが貼られたお刺身をたこキムチの素で和えまくっている。
ごはんにぶっかけて温泉たまごを落とし、刻んだねぎと海苔を惜しみなく振りまいて食べるのが最高においしい。

いずれ飽きるだろうが、それでも今は「たこキムチが食べたい!!」と思えて、たこキムチのためにわざわざスーパーまで自転車を走らせられるのだから、たぶんちょっとは気力が回復しているのだ。

食べたいものがあるって幸せなことだ。
おいしいと思えるって幸せなことだ。

気力を養い、食べたいものを食べて、体力も養おう。
季節の変わり目、体だいじに。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが今食べたいものはなんですか?

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