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妊娠のタイムリミット

皆さんは妊娠のタイムリミットを考えたことはあるでしょうか。私はなんとなく30代後半でこどもを持つのかなーなんてのんきに考えていました。
(パートナーもいないのにw)

しかし卵巣嚢腫が見つかり子宮内膜症だと分かった時妊娠にはタイムリミットがある事、そして私はそのタイムリミットがすぐそこまで近づいているという事を初めて知りました。

卵巣が腫れている?

私は生まれてこの方、大きな病気やケガもなく、ましてや総合病院なんてご縁が全くないほどの存在でした。

しかし会社での健康診断で「卵巣が腫れている」と言われ、行きつけのクリニックを受診し、手術をしないといけない大きさまで腫れている事を告げられました。原因は子宮内膜症だろうと。

学生の時には全くなかった生理痛が社会人になってからひどくなり、もしかしたら?と思ったことはあったけど、まさか本当に子宮内膜症だなんて思ってもみなかったのです。

突然の事に驚き、先生の前で思わず泣いてしまいました。【子宮内膜症=不妊】というイメージが大きかったのです。

突きつけられた現実

まずは卵巣の腫瘍を取る手術をする事を決めました。手術の前に「AMH検査」をし、今の自分の卵巣予備機能を調べる検査です(※卵巣予備機能とは、卵巣に残っている「卵子の目安」を指すものです)。

検査の数値が低くても高すぎてもいけないのですが、私は年相応の2.6という数値でした。

しかし手術をするという事は、「卵巣を傷つける」ことにもなるためAMHが下がってしまいます。手術後に検査した数値は1.4と、かなり低くなっていました。とてもショックでした。

わかってはいたけれど、1.4という数値が私にはとても痛々しく、また診察の時に泣いてしまいました。

いつやるの?今でしょ!

私は絶対にこどもがほしい、結婚したいというタイプではありません。良い人と巡り合えたら程度で考えていましたが、診察で泣いてしまったことを考えると、本当は心の奥底ではこどもがほしいのではないか?と思いました。

でもパートナーはいないし、妊活する予定がない。その時に「卵子凍結」という選択肢に出会いました。最近ではアスリートの方も卵子凍結を公表している方も多いですよね。

先生に相談したところ、卵子の「数」と「質」は30代になるとぐっと減ってくるとのこと。もしやるとしたら「今しかない!」と、一瞬お医者さんの先生が林先生に見えました(笑)。

決断のとき

卵子凍結についてその日からたくさん調べました。正直私には迷っている時間なんかないと思いました。迷っているその時間も卵子の数はだんだんと減っていくのです。結論として私は卵子凍結をすることに決めました。そのブログはまた別で書こうと思います。

私が伝えたいこと

私は病気をしたから卵子凍結という選択肢に出会えました。もし病気をしていなかったら、ずっとこのままいつかいい人いたら結婚してこどもを持つんだと、のんきな考えで過ごしていたと思います。

けして卵子凍結をおススメしているわけではありません。働くバリキャリ女子が多い現代で、妊娠にはタイムリミットがあることをどのくらいの女性が認識しているのか。自分の卵巣や卵子の状況を知っている女性はどのくらいいるのか。

いつか妊娠したい女性の方へ、ぜひ病院でAMH検査をしてみることを推奨します。

それではまた別の記事でお会いしましょう☆彡


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