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お久しぶりです、の続きです。

さて、何から書こうか。
まずはそうだな、

「私が仕事を辞めた理由」

なんてどうだろうか。

前職はとても忙しいところだった。
朝起きて、仕事に向かい
日付がとっくに変わった頃に最寄り駅に着く
家に着くと直ぐにお風呂に入り寝て
まだ眠ったばかりだというのにもう目覚ましの音が聞こえるではないか。
そんな日々だった。
だけどそんな日々も、そんな自分も案外嫌いではなく
頑張ってる自分が好きだった。

では、なぜ仕事を辞めたのか?

読んでいる人はそんな疑問が出てきているのではないだろうか?

その前にもう1つ、私の前職について話したい。

それはとても責任が重大だという事。
最終的には あなたじゃないと と言って頂けるような仕事。
とても素敵じゃないか。
そうだな、とても素晴らしい仕事だ。

辞めたからと言って、私は前職を否定的な言葉で片付けたくはない。
ただ、私はその責任感のある
あなたじゃなきゃ。と言われる事に対してどうしても魅力を感じる事が出来なかった。
それはとても怖く、逃げ出したいものだった。
その逃げ出したい未来に向かって
私は必死に、一直線に進んでいるのだと思うと
耐えられなくなってしまった。

そんな所だ。

何度も言われた、勿体ないという言葉。
正直凄く素敵なところに就職することが出来、学生時代からそこに就職する事しか考えていなかった私は
自分のアピールポイントを増やす為に
コンテストに出て結果を残し
バイト代を貯め、格安の夜行バスに乗って
大阪から東京に何度も通った。
インターンのアポイントもとり
とにかく出来る事をやりまくった。

ただの自慢話かよ、と思ったなら
冷静に考えてほしい。
私は仕事を辞めている。
どんなに努力していたとしても
中途半端な私だ。
=これは自慢になんてならないんだ。

ただ、それまでの私は完璧主義者だ。
自分の思い描いた通りになるよう努力は惜しまなかった。
ただ、慢心は起こすなと、常に言われていた為
誰かに私は凄いだろう。と自慢した事も自分で思った事もなかった。
これは本当だ。

ただ、こういう自分が好きだった。

だからこそ、何かを途中で辞めることをしてこなかった私はこの辞めるという決断を情けなく感じてしまった。
とても怖かった。

親になんて言おう。
周りの人は?

透子は凄いね、自分も頑張ろうと思える!と言ってくれた人
応援してるよ!と見送ってくれた友達。

そんな純粋に私を応援してくれている人に
何といえば良いのだろうか?

情けない、恥ずかしい。

そんな気持ちばかりだった。
だけど、今はこう思っている。
何かの決断をする時、その時は正解も不正解もなく
その先の自分の行いで正解にも不正解にもなる。
と。

だから今の私は今まで以上に頑張らないといけない。

ただ、職場の方、親以外には仕事を辞めた事を伝える事が出来ていない。
わざわざ伝えることではないのかも知れない。
いや、応援してくれていたのだ、言うべきだろう。
いつもそんな真逆の考えが頭をグルグルしている。

だけど今は、自分を守ってあげたい。
だから、友達と繋がっているSNSを辞め、逃げた。
私は逃げたよ。
前に進む為に。

今回はこの辺りで。

次はそうだな、どうして今の職業を選んだのか
ということについて話そう。

この場を借りて、私の考えをまとめさせてほしい。
言葉にしないと正直考えがまとまらなくて
どうして仕事を辞めたの?と誰かに聞かれる度
私は泣きそうになってしまうのだ。

どうぞ、お付き合いください。

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