良い時はビールと共にーチェコの思い出
(プラハの旧市街地。市役所やスメタナホールなどがある。下にちょっと見えているのはチェコ出身の宗教改革者フスの像。彼は火刑に処せられている)
今はもっぱら、「男は黙ってサッポロビール」である。
夕食時、イーオットと向き合って必ず乾杯をする。これは今我が家の大切な儀式である。なぜならイーオットはミャンマーの市民の勝利を祈念し、私はウクライナの勝利を祈念するための乾杯だからだ。
この乾杯、うちの7人の孫たちも大好きな儀式である。食卓を囲み食事を始める前に、みんなで「乾杯!」と言ってお互いにグラスをぶつけ合う。この珍しい行為が、彼らをときめかす。この時だけは、みんなが静かになる瞬間である。
ビールと言えば、ヨーロッパのビールを思い出す。ユーレイルパスで2ヶ月間旅行した時、どの国にもおいしいビールがあって、ビール党の私は大満足だった。と言うのもアメリカのビールはちっとも美味しくないので、外国のビールにはほとんど期待していなかったからである。
旅行ブックによると、黄金色のピルスナー・スタイルのビールは、チェコが発祥の地で、日本のビールの99%がこのピルスナー・スタイルだそうである。
麗しのチェコ!
この旅の宿泊は、すべてAirbnb(エアビーアンドビー、民泊)を利用した。現地のハウスオーナーと話ができ、情報もたくさん得られた。キッチンはじめ洗濯機、食器すべて備わっていて、何だかそこで暮らしているように旅ができた。ただ観光するだけではなく、旅先の人々と触れ合えたことは、温かい思い出として心に残っている。チェコには、延長して1週間滞在した。
そこで、ハウスオーナーが是非試しなさいと言ったのがこれ。
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