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今日ときめいた言葉201ー「改憲の訴え世論には響かず」

(2024年7月30日付朝日新聞「憲法を考える」法政大学杉田敦教授の言葉から)

代表民主制が機能する最低条件は、
政治家が国民の代表として役割を果たしている、
と国民の目に映ることです。

今の自民の政治は政治家のためのように見える。

裏金問題は、自由と安全の微妙なバランスを踏まえた運用が求められる憲法を国民の代表として変える資格が、今の自民にあるのかという根本的な疑問を突きつけている。

「一般の人は、自分たちの自由のために様々な人権を保障する憲法が不安定になればセキュリティーが弱まると感じている。だから自民が改憲でセキュリティーを高めると訴えても響かないのかもしれない」と杉田氏は言う。

春の朝日新聞の世論調査で改憲について尋ねた結果は、否定的な答えが7割だったそうである。自民の唱える改憲に国民は慎重である。ここには自民に対する国民の不信感が大いに見て取れる。


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