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Amplitudeちょいテク(3):ユーザーコホートを使ったマクロを作る

Amplitudeを使って分析するにあたり、便利なテクニックを『ちょいテク』として紹介します。

今回はGoogleタグマネージャーを使ってUTMパラメータを取得する方法です。

このテクニックを使うのに必要なライセンス

  • スターター

  • グロース

  • エンタープライズ

Amplitudeのライセンスプランは以下を参照してください。

ユースケース

  • あるイベントを発火したユーザーのうち、コホートAとコホートBだけの合計をチャートに描きたい。

  • あるイベントを発火したユーザーのうち、コホートAのコホートBに対する割合をチャートに描きたい。

事前準備

特にありません。Amplitudeの環境だけご用意ください。

手順

Amplitudeにログインして、イベントセグメンテーションチャートを開いてください。

イベントモジュールで分析の対象にしたいイベントを選択し、セグメンテーションモジュールで2つ以上のコホートを作成してください。

上図では新規ユーザーと全ユーザーを作っています。

メトリックモジュールで [マクロ] を選択し、数式入力欄で以下のように入力してください。

UNIQUES(A1)/UNIQUES(A2)

この式は、イベントA(楽曲を再生)を実行したコホート1(新規ユーザー)のユニーク数を、同じくイベントAを実行したコホート2(全ユーザー)のユニーク数で割る(除算する)という意味になります。

[Apply] ボタンをクリックすると、下図のようなチャートが描かれます。

結果の数字が少し見にくいので、予め百分率(%)で表示するようにしてみましょう。その場合は、数式の先頭に「%:」をつけるだけです。

直感的に分かりやすい結果が得られるようになりましたね!

まとめ | お問い合わせ先

ユーザーコホートを使ったマクロを作る方法を紹介したこの記事はいかがだったでしょうか?役に立っていれば、ぜひ「スキ」をお願いします!

なお、本記事の元になった、マクロに関するヘルプページを非公式ながら翻訳しています。こちらのページもご参照ください。(鋭意対応記事を増やしています)

また、Amplitudeにご興味をもっていただけた方は、下記のお問い合わせページからご連絡ください。