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目のクマを隠さない。コンプレックスをプラスに生かすメイク

子供の時からずっと、目のクマが気になっていました。

いつもコンシーラーを使っているけど、納得いくほど上手にクマを隠せたためしがありません。

コンシーラーをいろいろ買って比較したり、まめにメイク直しをするなどの手間はかけたくないけど、簡単に、上手にクマを隠したい。

メイクを始めて以来ずっと、自分にとってコンプレックスでもある目のクマは、隠すものだと信じて疑いませんでした。


自分の顔の特徴を引き立てるメイクがしたい

最近、人それぞれ持っている不完全さを認めて、一見短所に思える個性も、魅力的な長所として表現できたらという思いを強く持つようになりました。

個性を長所にする、それは中身だけでなく、見た目にも言えると思います。

顔には美しいとされる比率、黄金比があるといわれます。

けれども、全てを黄金比に近づけるメイクをするのではなく、黄金比から外れている部分をチャームポイントとして魅せるメイクができたら、唯一無二の魅力的な顔になるはず。

王道の美人ではなくても、なんか印象に残る顔の人っていますよね。

印象的な顔、憧れる。私もそれに近づいてみたい。


いつだったか、noteでまぶたの色素沈着を生かしたメイクをしたという記事を読んだのが、ずっと心の片隅に残っていました。

記事を紹介したかったけどすぐに見つけられなかったので、覚えている範囲で要点を書いておきます。

色素沈着を天然のアイシャドウだと考えてみたらとアドバイスを受け、あえて色素沈着に近い色のアイシャドウをつけてみた。その結果、コンプレックスを長所に変えるメイクを楽しめるようになった。

この人が色素沈着というコンプレックスをメイクにうまく生かしたように、なかなかうまく隠れてくれないクマも、あえて隠すのではなくそれを生かせるメイクの方法があるのでは?

そんな考えがが浮かぶと試したくて仕方なくなり、さっそく近くのお店でアイシャドウを買ってきたのでした。


クマと似た色合いのアイシャドウを買った

買ったのは、このアイシャドウ。

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リンメル ロイヤルヴィンテージアイズ 013 アーバンナイトネイビー です。

https://www.rimmellondon.jp/products/royal_vintage_eyes/?id=103

実際にまぶたにつけてみると、右上のココアブラウンと左下のネイビーがクマ(私は青クマと茶クマの複合)の色とよくなじむ。

感染症対策でお店にテスターがなく、色が合わないのも覚悟で選んだのですが、これは大成功でした!


アイシャドウの塗り方

3日試して、こんな感じの塗り方に落ち着きました。

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一番薄いハイライトカラーをアイホール全体に広げ、2番目に薄いベースカラーをまぶたに、アクセントカラーのネイビーを狭めの幅で塗り、横向きのグラデーションに。

最初はアクセントカラーを目尻中心に広げてみたのですが、濃い色であることもあり目がくぼんで見える結果に。青クマは目頭が一番濃いことも考えると、色の濃さを加減しながら横向きグラデーションに塗るのがベストというのが私の結論です。

一番濃いラインカラーは目尻だけ、アイライン風に使いました。私はつり目を強調したいので跳ね上げラインを引いていますが、そこは目の形に合わせてお好みで。ほんのり緑っぽくも見える黒でよく目立つので、ポイント的に使うのがおすすめです。

下まぶたにはクマに重ねるように薄い色を乗せます。こうすることで、クマが明るく見えるし、クマもメイクの一部っぽくなり、上まぶたとのなじみがよくなりました。


塗ったあとの手ごたえ

コンシーラーを全く塗らない状態だと、明らかにアイシャドウではない位置にまで青っぽいものが広がっているので、クマがあること自体は見て分かります。

でも、上まぶたと下まぶたの色がなじんで自然なグラデーションを作るので、涙袋の青みはメイクの一部のように見えます。涙袋より下の部分も、何もしないときより濃さが目立たないように感じます。

頑張っていろんなものを塗り重ねなくても、目元をナチュラルに際立たせることができました。

目の下のクマがどうしても気になるなら、下の方だけコンシーラーを塗ってみるとかなり自然な感じに見せられそう。

コンシーラーを塗らずにチークをしっかりつけると、赤との対比で目の下のクマが目立つので、チークは控えめか無しでもいいかもしれません。

ちなみに、カメラなどの性能にもよると思いますが、zoomで自分の顔を写していても、クマが気になることはありませんでした。(もともと、webカメラではアイシャドウの色が飛びがちなので、クマも目立ちにくいのかも)

近所にしか出かけない日や、在宅ワークの日など、軽めのメイクをしたい日によさそうです。


自分のコンプレックスをあえて隠さずに、うまく生かして長所に変えてみるということ。

顔のような簡単には変えられない部分でも、工夫次第で短所と思っている部分を長所に変えることができると分かりました。

クマが気になっていつも頑張って隠している、同じ悩みを持つ方がいたら、ぜひ一度試してみていただきたいです!

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