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イタリアの家族〜Paolo〜
PaoloはNovellaのパートナーで私は今回初めて会った
しかも到着は23時半もすぎてで、出勤の早いPaoloはもうパジャマにガウンの出立ちで、私の重たいスーツケースを2つ2階の部屋まで運んでくれた
挨拶もそこそこに翌日の夜まで顔を合わせることはなかった
「Novellaとのやりとりだけで1ヶ月ちょっとも滞在させてもらって迷惑じゃないかな・・・」と少し不安がよぎった
☆根っからのFiorentino(フィレンツェ人)
Paoloは生まれも育ちもフィレンツェの根っからの「Fiorentino(フィオレンティーノ/フィレンツェ人)」
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イタリア語も「フィレンツェ訛り」がちょっとあるかな
使う言葉も「フィレンツェ特有」の単語を使う時があって普段でさえ「???」になる私はさらに「??????」となることが(笑
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自宅で見るテレビ番組も全国放送の番組よりも地元の番組が好き
サッカーに関しては言わずもがな、「Fiorentino(フィオレンティーノ)」を絶賛応援!だ
私がローマへ行くときにちょうどローマのサッカーチーム(ASローマだったかラツィオだったか記憶にない)とフィオレンティーノの試合があって 「ローマに行くからってローマの応援したらダメだぞ!」とメッセージが来た(笑
あとは、超古いイタリアの映画やドラマが好きで熱心に観ているPaoloをチラッと観やってから私に「また観てるよ(笑」と目配せしてくる(笑
☆家族思い友人思い
Paoloはとても優しくて信頼できるイタリアーノだ!
家族思いで友達思い、週末土曜は娘さん二人が学校(大学と高校)終えてから自宅にやってきて一緒にランチをとったり
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車で1時間ほどのご両親の自宅に行って娘さんとNovellaも含めて夕飯を囲む
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Novellaも家族や友人を大事にするので私が滞在中に友人知人を呼んだホームパーティも幾度か催された
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私が滞在中にPaoloのお母さんRosanna(ロザンナ)が少し大きな手術をしたので入院していた期間があったが、仕事帰り週末と見舞いに行っていた
それと彼の友人が入院中も毎日のように見舞っていたそうで(詳しい話はなんとなくでしか内容がわからなかったが、その友人は脳の疾患で最後は寝たきりになって亡くなったのだとか。それでも亡くなるまで見舞いに行っていたと)
そんなPaoloがそばに居てくれて安心だし幸せだとNovellaから何度も聞いた
Paoloとめぐり逢えてよかったね 私もおかげでPaoloと出逢えたことに感謝
☆とにかく陽気なPaolo
初対面の日のPaoloは何処へ???ってくらいに日増しにPaoloと私は言葉が通じようが通じなかろうが関係なくなった(笑
とにかく陽気でジョーク連発、「え?それ本当なの嘘なの?」となる(笑
いつもNovellaを笑わせてくれるのだとか
ある夜、PaoloとNvellaの予定に同行せず、MassimoとEugenioたちとディスコに行くことにしたら
「アイ、門限は22時だぞ!」というので「鍵持ってるもんね〜」と返して出かけた私は帰宅が1時も回ってしまった(EugenioはNovellaたちの家の敷地の一角に住んでいるので彼の運転で)
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で、玄関に行くと貼り紙が!!!(玄関がガラスなので中が見える)
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「遅すぎます。今、外で寝てください。」
「ユージニオの家で寝る」
って、まって?日本語なんですけど????
しかも上手に書いている(笑
もちろん鍵は持っていたので家に入れたんだが、一応返事を書いておいた
書けても「読めたか」は不明
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翌日聞けばGoogle翻訳で日本語に翻訳して、それを真似て書いたのだそう
発音はできないけど、文字を「絵」のような感覚で模写したってこと
少なからず日本語に興味を持ってくれたPaoloだったのでイタリアを去り際にイタリア人向けの「日本語の本」をプレゼントした
この写真は私が読んでいた本を「読めてる風」に開いてるPaolo
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滞在中、Paoloの明るさに私も何度も救われた ありがとうPaolo
☆Paoloと私の習慣
滞在中にできた「2人の習慣」がある
それは食後にいつも2人でアルコール度数の高い「Grappa(グラッパ)」というワインを作る際に出る葡萄の搾りかすを蒸留して作るお酒をショットで乾杯すること(Novellaはワインが好きなのでGrappaは普段飲まない)
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グラッパはアルコール度数30度〜60度と幅はあるが30度でもかなり高い
強いので食後に少量飲むと胃がスッとする
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私が旅で家を空けると「Grappa飲んでるか?」とメッセージが来たことも(笑
あと2ヶ月ほどすれば、またPaoloとGrappaで乾杯できるのが楽しみだ
☆DIYが趣味なのかな?
Novellaを司令官に調理のちょっとした手伝いをするPaolo
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でも「料理が得意」という訳でもなさそう(肉を焼かせたら絶品!)
何が趣味なのかな〜と様子を伺っていたら「海へ行くこと」がまず一つある
ただ私が訪れたのは10月後半〜だったので海へ行くことはなかった
それとは別に「家のメンテナンス」をよくしていて、週末に屋根に登って煙突掃除したり(11月入ったくらい、ちょっと寒くて暖炉を使い始めるため)、庭の芝生を綺麗に整えたり
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快適に過ごせるのはPaoloがメンテナンスをしてくれているおかげだ
☆頼れる面白いイタリアの兄かな
Novellaがイタリアの姉なら、Paoloは兄だ
今回の滞在でイタリア人の兄と姉ができた☆
そして、彼のご両親は私のイタリアのお父さん、お母さんという感じ
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まだまだ他にもたくさんの出会いがあったのでそれぞれに綴ろうと思っている
☆Paoloの愛犬
NovellaとPaoloはそれぞれ愛犬がいる
Paoloの愛犬は黒いラブラドールで「Dylan(ディラン)」という
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「満腹を知らないのか?」と思うくらいに24時間、四六時中、寝てない時は「食べたいわんこ」なのがディラン(笑
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大きいので立つとそこそこの高さまで口や手(脚?)が届くのでカウンターに食べ物を置いておくと食べられてしまうので注意が必要だ
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散歩は家の周辺に解き放つのだがGPSをつけてある どこまでも行ってしまうからだ あまりに遠くまで行ってしまい車で迎えに行くこともある(笑
でも大体は「Biscottino〜(ビスコッティーノ〜/ビスケット)」とPaoloが叫ぶと戻って来る ビスケットをもらえると思って帰ってくるのだ(笑
ディランにも今度は何かお土産を持って行ってあげよう
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