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ローマへ⑧

朝からローマを歩き回る
この日1日歩いたルートを大まかにGoogle Mapで表すとこんな感じ

目的地を10ヶ所しか指定できないので少し省略

1日の歩数は30,000歩近かった


☆Trinita dei Monti(サンティッシマ トリニタ デイ モンティ教会)


バルベリーニ広場からシスティナ通りをまっすぐ行くと「サンティッシマ トリニタ デイ モンティ教会」に行き着く

実は中を拝観したことがない

おそらくよく知られているのは、スペイン広場からスペイン階段越しに見たこちらの写真ではないだろうか

映画「ローマの休日」でアン王女がジェラートを食べた場所(今は飲食禁止)

「サンティッシマ トリニタ デイ モンティ教会」については、翌日内部を拝観したので内部画像も含めて改めて綴ることにする

サンティッシマ トリニタ デイ モンティ教会

☆「スペイン階段」と「スペイン広場」


1995年の初めてのイタリア短期留学の時、心配した母が英語の話せる姉にステイ先までついて行くようにと頼んだ

それで2人で夜のローマに到着して一夜明けた翌朝にこの場所から見た風景

ずっと向こうに見えるドームはヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂

多少の変化はあると思うが、30年近く経っても同じ風景が見られるのはイタリアならではだ(日本は様変わりが激しい・・・)

スペイン階段を降りていく

スペイン広場は大混雑、目の前をまっすぐ通っている通りは、ブランド店が立ち並ぶVia dei Condotti(コンドッティ通り)

16時過ぎだったと思うけど初秋なので日が暮れるのが早い

スペイン広場にある「Fontana della Barcaccia(バルカッチャの噴水)」は17世紀のバロック様式の噴水で舟の形をしている(Barcaはイタリア語で「ボート」)

近づけないように柵で囲われているが昔はなかった

足もそろそろ限界なのでスペイン広場からコンドッティ通りを抜けてホテルへ向かう

日本の景気が良かった頃、この通りはブランド品を買い漁る日本人観光客がたくさんいた

☆Via Margutta(マルグッタ通り)へ寄り道


ホテルへ向かう途中、思い出したアーティスティックな路地

通りに出されたカフェのテラス席、気持ちよさそう

Alessandoro夫妻と夜のそぞろ歩きしたあの路地へもう一度行こうと思っていたんだった

夜だったのでイマイチはっきりと場所を覚えていなかったけど、なんとか辿り着いたマルグッタ通り

観光客はほぼいなかった

目抜通りのコルソ通りから2本、ボルゲーゼ公園の方へ入った路地で額縁屋、彫刻屋、インテリアショップ、不動産屋などがあった

ブーゲンビリアが満開

前夜見たNasone(水飲み場)も再度ちゃんと見てみる

調べたら「Fontana degli Artisti(芸術家たちの噴水)」とあった

ライオンの口から水が出るのはいいけど、人の口から出るのは・・・(笑

しかも巨匠ベルニーニ作だったとは!!!
そしてアーティスティックな路地裏と思っていたら、この場所は「芸術家たちが集っていた場所」だったそうで、それに因んでこの噴水も「芸術家たちの噴水」と名付けられたんだろう

溢れかえる観光客の波に疲れたら、ちょっと路地に入ってゆっくりと当時の芸術家たちのいる風景を想像して過ごすのもいい

☆大人しくホテルで


夕飯はどうしようかな、と思ったけど実はイタリアに来てから「常にお腹いっぱい」状態(笑

夕焼け間近の路地

イタリアにいると滞在先のNovellaが料理上手で勧め上手だからついつい食べすぎる しかも前夜にAlessandoro夫妻とPizza、昼はがっつりカチョ・エ・ペペだったし、お腹は空いておらず

考えながらホテル近くまで来てしまった

ポポロ広場

朝昼晩、雨の日晴れの日といろんなシチュエーションで双子の教会を見られるって贅沢だなぁ、とつくづく思う

双子の教会

2005年の12月に両親を連れてイタリア旅行へ 最初に訪れたのがローマ
姉の時と同様に夜にローマ到着して、ホテル アングロ・アメリカーノで泊まって翌朝、ここまで散歩してきたことを思い出す

そして夕飯は結局こうなった(笑

小さなスーパーで炭酸水とビールとポテチ

レストランは最低二皿頼まねばならないし、カフェやバールに出向く気力もない
とにかく靴を脱いでゆっくりしたい!

と言うことで、風呂あがりのビールとイタリアっぽく?トマト味のポテチをつまんで就寝したのだった

いよいよ次はローマ3日目(最終日)のお話

⇨⇨次回へ続く




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