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ひよこ豆粉〜Farina di Ceci(ファリナータ・ディ・チェーチ)〜

2023年にトリノへ行った時、トリノ在住のLucaに連れて行ってもらったPizzeriaで食べたひよこ豆粉を水で溶いて高温で焼いたもの

これが外側はサクッと中はしっとりとして香ばしく美味しかった

それで日本でも作りたいと思って買って帰ってきていたひよこ豆粉だが、ずっと眠らせたまま賞味期限が過ぎていた(笑


☆ようやく作ることに


PizzeriaでLucaに「家でも作ってみたい」と話したときに、「自宅では難しいよ、高温で焼かないといけないから」と言われていたのだが、そう言われると余計に作りたくなる(笑

Lucaの言う高温とは「Pizzaを焼くような窯」を指しているのだが、スーパーへ行くと普通にひよこ豆粉は売ってるし一般家庭でも焼けるんでしょ?と適当に買ってきていたひよこ豆粉

外装の箱に細かい字で説明があるけども、とりあえずネット検索してこちらのレシピを参考に作ることにした

☆意外だったこと


レシピを見るとひよこ豆粉を水で溶いてダマがなくなるまで混ぜたら2〜8時間浸透させるとあった

ええぇ〜、そんなに待つの!?

と思ったが、なんせ初心者なのでレシピに従って約5時間待った

けどさ、5時間待ったらボウルの下の方にひよこ豆粉が沈澱して上に水の層があり、そこへ残りの材料を加えて再度攪拌するのだが、

シャバシャバよ?

これが、トリノで食べたような外はサクッと中はしっとりになるの?と半信半疑

トリノで食べたもの

☆200℃のオーブンで15分焼く


レシピではシャビシャビ状態のひよこ豆粉と他の材料を混ぜ合わせた液(とろみもなく、液体といった方がしっくり来るくらいのシャビシャビ)を厚さ0.5〜10ミリになるように天板もしくは型に入れて200℃のオーブンで15分とあった

が、オーブンの天板では大きすぎるし、他にいい型がない
仕方ないので揚げ物をあげた時に使う網付きのパッドにアルミを被せて代用することにしたが、ギリギリセーフでちょっと傾けたら溢れそうな状態に

これが15分で水分とぶの???と半信半疑で待つこと15分

はい、心配が現実に(笑

☆様子見ながら焼く


結局、様子見ながら焼き時間を追加
目視で「トリノで食べたのに近い見た目」と判断したところでとりだす

参考にしたレシピではローズマリーを使っていたが、私はオリーブを入れた

ぱっと見プディングのような見た目に焼き上がる

☆時間はかかるが


初めてにしては、美味しくできた

時間はかかるが、グルテンフリーだしなかなかいい
次焼くときは今回の材料の半分にすれば焼き時間ももう少し短くていいかも(もしくは250℃でやってみる?)

日本でもカルディなどでひよこ豆粉は売ってるようなので、イタリアからわざわざ買ってこなくても作れそうだし、リピート決定!

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