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橋の真ん中であなたと会えたら

私の夫(ロマさん)はイタリア人です。
そう、いわゆる国際結婚です。

日本人同士でも、きっと育った環境が違えばその違いに驚くことも多いんじゃないかなぁと思いますが、それが外国人同士…更に男と女だとお互いの違いはより顕著かと思うのです。

ロマさんがびっくりしたのは、日本では「30歳はもう若くない(=matureである)」という認識であること。もう結婚していたり、子供がいたり、もしくは逆に結婚を急かされたりするケースが多い。

これはヨーロッパや北米だと「30代はまだまだ若い」という認識で、学校に行ったり自由を謳歌する傾向が強いことに加え、結婚に踏み切る平均年齢も日本より上なので大変驚いてました。

私がすごくびっくりしたのは、ロマさんが靴を洗濯機で洗おうとしたこと。思わず全力で止めましたが、イタリアでは靴用のネットも売られてる位普通らしいです。(実際ローマでは靴用の洗濯ネットがたくさん売られています)

こんな風にロマさんのとの生活の中で何度も驚きや新しい発見を繰り返すうちに、私の中にあった”当たり前や常識”は必ずしも他人と同じではないのだと考えるようになりました。

違いがあっても【一緒にいたい】から、お互いを理解しようと歩み寄る気持ちが愛なんだろうなぁ...なんて山崎まさよしさんの名曲「セロリ」を聴くたびに考えます。

お互いに橋の真ん中まで歩み続けて、もうすぐ11年。これからも色々な発見をしていくのが今から楽しみです。

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