見出し画像

SNSメディア、徹底解剖!2020

前回「現代マーケティングの大原則」では、モノ語消費時代における、モノの売り方についての考え方や、順番についてお話させて頂きました。今回はいよいよ、どの媒体をどのように活用すべきかという点で解説をさせて頂きたいと思います。

インターネットメディアの視聴者数とそれぞれの特徴

まずは、WE LOVE SOCIALの【2020年3月更新】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTok)にて公表されているユーザーまとめを参考に、そこにyoutubeを加え、メディアとしての特徴を加味したのが下記の表となります。

ネットメディアまとめ

ここでは、ユーザー数の大小やどんな人がいるかに加え、自分が何を売りたいのか?を先にイメージして欲しいと考えてます。これは、あなたの売り出そうと思っているものと、活用しているメディアの相性は本当に良いのか?また、活用しようとしているメディアの特性を活かしきれているか?を測る上で、とても重要です。ここで注意して頂きたいのは、前回のマーケティングの大原則で触れた「何を売るのか」ではなく、今回は、「どう売るのか」というプロセスに着目して欲しいと考えてます。

メディア活用の前に、ご自身のビジネス種別を明確に

この記事をご覧になってる方は、飲食店の方もいるかもしれません。また、インスタグラマーやYouTuberなど、情報コンテンツや写真を売り物にしている方、はたまた、ご自身のタレント性そのものが商品だ!という方もいらっしゃるかもしれませんし、SNSやインターネットメディアを活用し、自社サービスのプロモーションを検討している方もいらっしゃるかもしれません。ただ、いずれの場合も、「認知を広め、信頼を得て、見込み客にアクションさせる(売る、登録等)」というプロセスはどんな場合においても当てはまり、まずは、ご自身がどのような種類のビジネスを実施しているのかを正確に把握してください。参考までに、インターネットメディアを活用したビジネスには以下の2種類に分類できるかと考えております。

①メディア単体完結型
②メディア連結誘致型

この二つの大きな違いは、メディア活用のゴール、目的が「スポンサービジネス」なのか、「コンテンツビジネス」なのか、となります。

メディアビジネスの分類

「いろいろ使い倒す」のが現代風

こう言っては元も子もないのですが、私自身、「メディア単体完結型」はとってもリスキーな発想だと考えてます。
例えば、YouTuberやインスタグラマーがわかりやすいのですが、YouTuberだったら、面白いコンテンツを出して再生数を伸ばし、広告収益を得るだったり、インスタグラマーだったら素敵な写真を撮り続け、カメラマンとしてオファーを受けるなどです。才能がある方と、あなたの才能を活用したい企業とのマッチングという観点で、これほどわかりやすいものはないのですが、最大のリスクは「メディア(プラットフォーマー)のルールはいつだって変わる」という点です。
過去、Googleというものが世に出て、様々な企業がSEO対策に明け暮れた結果、収益を伸ばしても、Googeのルールチェンジによって、いきなり検索結果に出なく倒産に追い込まれたドキュメンタリーなんかもありました。最近では、YouTubeとアメリカ司法省/米連邦取引委員会との対立により、利用規約が変更され、Kids系YouTuberが広告費を得られなくなるなんてこともありました。もちろん、「単体で生きていく」というのは、現在においても、うまく行けば最高のパフォーマンスを叩き出だす事もありますので、辞めるべし!とまでは思いませんが、いつでもルールチェンジというリスクを背負っているという点をご理解ください。
そこで、私自身の考えとしては、様々なメディアの特性を幅広く理解し、立体的に価値を上げていくことをお勧めいたします。

各メディアを併用して活かす

いよいよ、各メディアの使い方についてですが、その前に、現代社会におけるモノ語り消費時代についての前提知識として「AISCEAS(アイセアス)」という消費プロセスをご理解ください。AISCEASとは以下の頭文字から成り立ってます。

AISCEAS型の消費プロセス
Attention(知る)
Interest(興味)
Search(検索)
Comparison(比較)
Examination(検討)
Action(行動)
Share(共有)

この記事をご覧になっているみなさん、かなりの方が、お店に行ったら「これってもっと安いのネットでないかな」とか、「これよりもっと良いものないかな」など、ネットで検索して、十分な検討の上、商品を買う・・・という、体験をされたことがあるかと思います。(検討しすぎて結果買わないなんて事もあったり、お店にいるのに、Amazonで買っちゃうとなどの例外もありますが)
ようは、モノを買うとき、何かアクションを起こす時、信頼が先に無くしては、始まらないという事です。目の前のものよりレビュー、レビューより自分の好きなインフルエンサーのお勧め(案件ぽいと逆に信頼落としますが)、友達からのお勧めなんていうのは、最高に信頼しやすい情報源だったりするわけです。
つまり、人間関係によって、人は信頼を得て、モノを買ったり体験するわけです。これを俗にいう「SNS消費(時代)」と呼びます。
その上で、では、このSNS消費時代において、どのメディアをどのように活用すれば、あなたの顧客は、あなたの望むアクション(購入だったり、来店だったり、ファンになる、投げ銭をしてもらう、等)をしてくれるのか、という点で、整理したいと思います。

以下は、集客から最終的なアクション(わかりやすいので、ここでは一旦買っていただくとしてます)までの一連の流れと、フェーズごとに相性の良いメディア、またそれらを活用した、具体例となります。

画像3

2つのケースでは、各段階において、丁寧になぞらえたものと、そうでないものをあえて並べてみました。この理由は、売り物によっては、途中のプロセスが煩わしい場合があるという比較のためです。
例えば水なんかは、比較すべき情報がわかりやくす、判断に必要な情報も少ないので、LINEなんかで知識量増やしてないで、さっさと売れ!と行った商品なんかもあります。
また、ミュージシャンなどのクリエイター、タレントビジネスでも同じことが言えます。ミュージシャンなんかは、YouTube X tunecoreの併用もわかりやすいですし、売り方次第では曲の質ではなく、パンクコミュニティのような「ファンの熱量」が商材でしたら、最終着地は、それこそ投げ銭LIVEか、考え方によっては、サロンなんかも良いかと思いますので、ぜひご参考になさってください。

--- 今回は、現代マーケティングの大原則でお話しした「何を売るか」に加えて、このインターネット時代における、売り方、プロセス、どのようなメディア設計で挑むのか、というテーマで整理してみました。
私は普段、あらゆる業種のビジネススキームの開発をメインの仕事としておりますので、今回のテーマを参考に、もしビジネススキームの整理でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

テスト的にスキル販売サイト「ココナラ」でご相談受付中です。
https://profile.coconala.com/users/1468648

それでは今回はここまでです。
よかったらハートポチッとしてください☺️

---

スキをしてくださった方に1/10の確率でコーヒー無料券が出るように設定してます。表示された方は、キャプって頂き、渋谷までお越し頂ければコーヒー1杯奢ります☕️(アイデアブレストしましょう)

1日1冊の糧にします!経済を豊かにする歯車として、本たくさん読んで、実装できる考えに置き換えて、noteでばら撒きます🙂