絶対に、眼に疲労を貯めてはいけない―――。極度の眼精疲労？で体調を崩した体験記

読書好きにとって注意しなければいけないこと、それは眼の健康である。
私のように眼の健康状況に気を配らない生活をしていると、一生点眼薬が手放せない生活になってしまうかもしれない。
読書好きである皆様に私と同じような目にあってほしくないので（眼だけに）、私の眼精疲労体験記を以て注意喚起とさせていただきたい。
眼、ほんと大事。

【元日に倒れる】

2020年1月1日、私は急激に体調を崩し、倒れた。
意識はあったので自力で布団へ這いこみ、横になって過ごした。
しばらく寝ると、体調は改善していた。
私はこの症状について調べた。自覚症状なしに、突然急激な頭痛、吐き気、めまいが一度に襲ってくるという症状は、何なのだろうか。

体調不良は、たいていの場合自覚症状を検索ボックスに入れれば、可能性のある病が表示される。例えば、めまい　吐き気　と検索すれば、内耳にある蝸牛に異常があるのでは？などと表示される。
しかし、今般の私を安心させるような検索結果は得られなかった。どのホームページでも、「急激に」「頭痛、吐き気、めまい」を感じる既往症がある病気というのは載っていなかった。

不安になり、さらに検索を進めた結果、私はあるホームページにたどりついた。
そこには、このようなことが書かれていた。

「極度の眼精疲労が蓄積し、危険な状態になると、体に急激な頭痛、吐き気等の症状があらわれることがある」

私の場合は、これではないかと思った。私は眼を酷使しすぎていたのではないだろうか？

【倒れる直前の行動】

私が倒れた2020年1月1日、私が何をしていたかといえば「マリオカート８DX」だった。
しかも、マッチング中はスマホとタブレットを駆使し調べものをし、マッチングすればゲーム画面。その繰り返しだった。
倒れる30分前ほどから、異様に目が乾き、椅子に座っているのにめまいを感じるようになっていたが、気のせいだと思い、少しでもゲームする時間を長くとろうと無理をしていた。
もちろん、まばたきの回数も少ないし、意識して遠くをみることなど全くしていなかった。考えてみると、ここ最近オンラインゲームをやっている時は、ずっとこのようなプレイスタイルだった。つまり…２年以上だ。

２年間の無茶が、あの瞬間に爆発したのだ。私はそう思った。

【眼の筋肉】

眼というのは、空気に接している部分とは反対側、視神経がある方に筋肉がついている。この筋肉は、収縮することによって、遠くにピントを合わせたり、近くにピントを合わせたりしている。
重要なのは、近くにピントを合わせるときに筋肉が収縮しているということ。
これを別の部位で表せば、近くを見ているときは、スクワットで腰を落とした状態、腕立て伏せで体を床に近づけている状態だということだ。
ずーっと近くを見ているというのは、筋トレ中に筋肉に負荷をかけたままの姿勢を崩さず、ずーっとキープしているのと同じだといえよう。
近いうちに、筋肉が壊れてしまう。
眼の筋肉に筋肉痛などがないからほとんど自覚できないが、近くのものばかり見ている人の目の筋肉は、相当疲れ切っているといえるだろう。

【対策】

眼精疲労にならないためには、目薬をさすよりも、遠くを見る方が効くと私は思う。
スクワットで腰を落とし、グーッとキープした筋肉を伸ばしてあげるのと一緒だ。
もちろん伸ばす時間は、最低でも１０秒はとった方がいい。あまり小刻みに近く、遠くを繰り返してみていては、それはそれで筋肉が疲れてしまうだろう。

目にいいツボを押すのもいいだろう。調べたところによると、こめかみ付近にある太陽というツボは眼医者泣かせと呼ばれるほど眼に効くツボなのだそうだ。ここを片手で本を開き、気になった時に少し押す程度でも効果があるのではないだろうか。

【注意】

私がこれまで述べてきたことは、専門的知識の何もないズブの素人が、自分のした体験とネットで調べた結果を書いているだけのもので、医学的根拠など何もない。本当は倒れた原因も眼精疲労ではなかった可能性もある。
眼を大切にしなければいけないのは確かだが、皆さんにおかれては体調不良を感じた場合は、素人診察を宛てにせず、すぐお医者さんに掛かってほしい。