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【エッセイ】懐かしのゲーム

 今日は大学で友人たちとゲームをするか、という話題で会話を繰り広げた。ゲームは最近めっきりやらなくなった。ゲームブームが舞い込んできたのは中学3年次と高校2年次。
 
 中学3年の時は「ドラゴンクエストXI  過ぎ去りし時を求めて」という3DSソフトに熱中した。1日に5~6時間はプレイしていたような気がする。恐ろしや…。
 
 ドラゴンクエスト、略して「ドラクエ」は仲間を集めてパーティを作り(シリーズによっては仲間は「人」のときもあるし、スライムなどの「モンスター」のときもある)、ストーリーを進めてラスボスを倒すというのが大枠の流れだ。このドラクエの醍醐味は何といっても立ちはだかるモンスターやボスたちと繰り広げる決闘。最大4人のキャラクターが前線に並び、得意技を駆使しながら敵を倒していく。「なぁーんだ、それぞれ得意技を持っているんだからあっという間にボスなんて倒せそうだけど?」と思う人がいるかもしれない。しかし、それが一筋縄ではいかないのだ。ボスクラスのモンスターになってくるとレベル80~99位まで経験値を貯めないと、互角に戦うのはまず厳しい。しかも、相手はボス!なんじゃこりゃ~!!!な魔法やら必殺技やらを次から次へと炸裂させ、こちらを凌駕してくる。前提知識として、プレイヤーたちはHP(ヒットポイント。体力バロメーターを表す)とMP(マジックポイント。魔法を使うときに消費してしまうバロメーター)が割り当てられている。HPが0になると死んでしまうので、攻撃魔法でモンスターを責めていくと同時に回復魔法を使い、バランスよく攻防を繰り広げていかねばならない。攻撃・回復魔法共にMPを使うため、どんな魔法を使ってターン(1ターンが4人全員の攻防役割。こちらのターンが終わると敵が攻撃をする→次のターンで攻防役割を操作する。を繰り返す)を進めていくかを考える必要がある。そう、ドラクエは賢く考えてプレイしないとすぐ勇者たちが全員死んで教会送りになる。教会送りとは、勇者がまず神の御加護により教会にて生き返り、その後他のプレーヤーたちを神父によみがえらせてもらうこと。私は何度教会送りになって手持ちのゴールドが半減したことか…。トホホ。(パーティプレーヤーが全員死ぬと所持金・ゴールドが半額になる。)ちなみに父は一度も全滅したことがない。よく父に手伝ってもらいながら共にラスボスを倒した記憶がある(笑)。
 
 ドラクエシリーズによってはストーリーの進行度によって勇者に称号が与えられるのだが、私は「不屈のたましい」という称号を与えられた。これは50回以上パーティープレイヤー全員がHPがゼロになり死んでしまうと与えられるもの。こうして数字に起こすとすごく虚しくなってきた。
 
 とにかく!話を戻すが、ドラクエXIは本当に最高傑作だった。まず、3DS画面に映し出される映像がものすごくハイクオリティーなのだ。あと、登場人物たちがとにかく魅力的で素敵。私はマルティナという女武闘家のキャラクターが大好きだった。また、それらに加え、ゲーム内のBGMもとても心地よかったり、ハラハラドキドキしたりするものばかりだった。

 多くを語るととてもじゃないがページに収まりきらないので、ドラクエXIはこの辺りでプレゼンを終了する。興味が湧いた方はぜひ購入していただきたい。6年前の作品だが、誰もが楽しめること間違いなしのゲーム!

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 高校2年次は「とびだせどうぶつの森」のソフトにドハマりしていた。村の村長となったアバターを操作し、公共事業を取り入れながらオリジナルの村づくりをするという内容のゲーム。住民の動物たちもカワイイ子たちばかりで目の保養になる。ただ、このソフトはドラクエと違ってエンディングというものが存在しない。やろうと思えばいくらでものめり込んで村づくりに没頭することのできる、恐ろしいソフト。私はこのソフトを夏休み期間中、6~7時間は熱中してプレイしていた気がする。

 楽しみ方は村の公共事業以外に他にもある。オンライン島(略してオン島)というところに行き、日本各国(選択によっては世界各国)のプレーヤーと交流ができるのだ。だが、オン島で遊ぶときは個人情報の取り扱いには厳重に注意していた。性別も男と偽りながら他のプレーヤーに接していた。フレンドコードと呼ばれる数字のコードを交換して、互いの村に遊びに行く通信もよく遊んだ。たまに「村荒らし」に合ってせっかく育てた花々を散らされるという悔しい思い出もできてしまった…。特に青バラや紫チューリップを荒らされたときは本当にはらわたの煮えくり返る思いだった(笑)。せっかく育てのに~と一人寂しくため息をついていた。だが、悪いことばかりではない。仲良くなった友達からレアなアイテムをGETしたり、自分の村を褒めてもらえたりするとスゴく嬉しい気持ちになったりした。

 あとは、季節ごとのイベントも楽しかった。特に印象に残っているイベントは「雪だるま作り」。形の良い雪だるまを作ると雪デザインシリーズの家具をプレゼントされるのだ。家具をコンプリートするべく、何度も雪だるまを作ったものだ。

 これが私のゲーム暦だ。ただ、ゲームは中毒性がとても高いため、依存しやすい危険も持ち合わせている。デジタルデバイスを使用するときは、自制しながら楽しめるようになりたい…。
 
 

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