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【詩】花冠

だだっ広い草原に寝転んで
限界まで新鮮な空気を吸い込んで
そっと隣を見たら
ちっちゃな花びらが目に入った

いつだったか
祖母が編んでくれた花冠
白やピンク、黄色 
彩に溢れていて
大好物だけが詰め込まれた最高の贈り物

今度は
大切な あの人のために
不器用だけれど
ゆっくり
心を込め 時間をかけて
編み込んだ 花冠

そっと鼻を近づけると さわやかでやさしい香りがした

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