- 運営しているクリエイター
記事一覧
ピンチ〔けん🍀✨さんに捧げます〕
室内になく、ベランダにもなかった。
いつも置いてあるところにももちろんない。
どうしよう、どうしよう。
大丈夫よ、なくたって。
お隣の奥さんの声が甘い。
大丈夫、かな・・・
飛んだ、何もかも。
夫のお気にの白ポロも。
拾ってもっかい洗ったけど、もとの白には戻らない。
ああもう夫帰ってくる。
どうしよう、どうしよう、どうしよう!!!!!
でもって奥さん飛んだのね。
あたり血の海。
迷惑な話
焼かれるおんな〔連想力・直感力の著しいかた、情景が生々しくリアルに浮かびすぎるかたにはお勧めできません〕
まるで焼却炉だと、私は思った。
でもあのゴウツクバリのババアが焼かれるんだから、こんな程度の場所でいいのよ。
こどもっぽい、きかん気の息子を押しつけられて二十年、その死後今度はあんたを看させられて十二年。
焼却炉ででも焼いてやらなきゃ私の憎しみはおさまらない。
精進落としのビールをやりながら、私の頬はもう半ば、だらしなく緩んでいたりもする。
その間も『彼女』は順調に、程よく焼かれてゆくのだが、誰
世にも恐ろしいクリスマス〔星新一さんにオマージュしてみました。あまり気分のいい出来ではありません。閲覧注意〕
クリスマスには願いが叶うって
ショウコ、何を願ったの?
ママのおみせが賑わいますようにって
孝行娘だねえ
あとね
?
お客さんのノグチさんが・・・
??
パパになってくれますようにって
!!
何ママ青い顔して
な、何でも無いのよ
さ、ケーキ食べよ
ピンポーン
あれ
誰だろう
どなたですか
野口です
!
うわー
噂をすればだ
いまあけまーす
ショウコだめ!
ノグチ来
はず・・・・〔ほんとは怖いセント・ニコラウス〕
サンタクロースは夜を走る
トナカイのそり
たくさんの白い袋と
たった一つの黒い袋と
よい子には
ホウホウと朗らかな声とともに
白い袋から取り出すプレゼント
よくない子には?
何もあげない
それそころか
その手を掴んで引っ張って、
黒い袋に突っ込んでしまう
その瞬間から一年間
家族はその子を忘れてしまう
学校も地域も忘れてしまう
一年後
改心した子は返される
親のもとへ
地域へ
改心した子はもう
2500viewって・・・
他サイトの話で恐縮なのですが、
こんな小品を2500も見ていただいていました(>_<。)
誰もしらないケータイ捜査官たちが、報われるのは嬉しいです
だよねカッサマ(>_<。)
ラジエーションハウスデイズ〔二次創作ラジエーションハウスデイズ+ケータイ捜査官セブン〕
診療放射線技師として働く日々、
意外に忙しく、
帰宅もあんまりせずに、造影技術に磨きをかける日々に、
僕はかれに労られた。
少し
平和を呼ぶ(はずの)メカ
オーラウォッチャーが売り出されてから、つまらない喧嘩はめっきり減った。
わざわざ手合わせする前に、相手の力がわかるから、流血の惨事を避けることができるのだ。
平和な時代が来そうだと、誰もが一時信じたが、大して長くは続かなかった。
みんなくっきり理解したのだ。
自分だけで倒せなくても徒党を組めば何とかなる。
そして集めるべき人数を、オーラウォッチャーが教えてくれる・・・・・
なるほど結果のわからない
きよ〔30年前バージョン。若干ホラーです〕
部屋の片付けが嫌いなこと。
私の一番の欠点といえば、何をおいてもこれだろう。
三カ月前に平らげてしまった、菓子の空き袋もその辺に投げたまま。
遊びに来た友人が、あれはあんまりだと言っていたし、片付け魔の友人は、「頼むから私に片付けさせて」と、泣かんばかりに私にせがんでくれたが、片付け嫌いなくせに人に室内をいじられるのを嫌う私は、ほんとにすげなく断ってしまった。
(ために、彼女とは今でも絶交
『信じられない光景を見た』場面から始まる物語〔けん🍀✨さんに捧げる一作です〕
信じられない光景を見た
ズラリと並ぶ地球地球地球・・・
32個は確実にある
ですからね
一個や二個だめにしたってやり直しはきくんですよ
工場長の得意げな言葉に苦いものがこみ上げる
唯一無二でないと、人は大事にしないのだろか
とりあえず31個潰したが
オリジナルは壊滅した
だからそう、これが最後の地球だ
だから諸君
改めて言う
大事にしてくれたまえ
消しマジアプリ〔りみっとさんに捧げる一作、ではない一作(汗)〕
壮年期ののちに映画を作り始めたりみさんには、りとさんという妹がいる。
何もしてこなかったから、と今を充実させようと決めてるりみさんとは対照的に、りとさんは一切の不満もしくじりもないようだ。
ないっていえばないんでしょうけど・・・
厳密に言うと違うんです。
りみさんは声を潜めた。
消しマジアプリ
過去の写真からも、人物とか消せる、消しマジアプリってありますよね。
りとのスマホの中のアプリ、イ