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ACTHOUSE第6期生卒業公演『タイムマシンで行けたら行くわ』

去年の10月からお世話になっていたACTという団体の長期WS「ACTHOUSE」の卒業公演が無事に千秋楽を終えました。
たくさんの応援ありがとうございました✨


実はこの作品今年3月に公演をするはずの予定が公演前日に中止になって悔しい思いをしていました。


その後いろんな方にご支援をいただきまして、奇跡的に全キャスト揃って5月12~15日まで延期公演を行えることになりました。

こんなにも愛に溢れた現場にいられたことが幸せで幸せでなりません。


4日間。全8公演


最後の公演のカーテンコールでは、立って拍手してくれる方々がいたり、ダブルカーテンコールになったり、あの景色を自分が見られることになるとは思いませんでした。すごく幸せな時間を過ごさせていただきました。





私は月岡カナエという歴史の先生役を演じました。見た目スポーティーなのに歴史の先生というギャップが友達にはウケてました笑

ツッコミ役で職員室では井戸端会議はめっちゃ楽しんでるけど、どこか生徒にはドライで「なるべく仕事は楽したいタイプ」という感じに役作りをしてたのですが届けられていましたでしょうか?笑

実は最初の脚本では、あのツッコミの数々は月岡先生の台詞では無かったどころか存在してなかった台詞でした。


最初の脚本通りでいくなら、正直どんな風にも役作りができてしまう「人によるなぁ🤨🫴」という役だったんです。


それがあれよあれよという間に台詞が増え、演出のにしけんさんから「霜降り明星の粗品っぽく」と言われ、あのような形に笑


最終的には裏で俳優たちに台詞を使われ弄られまくるという役になりました🙄


ちなみに月岡先生は甲冑男子オタクで、歴史物のドラマを見てどハマりしてそのまま歴史の先生になりました。好みのタイプは阿部寛さんという裏設定もありました笑

ツッコミで笑っていただけたなら嬉しいです。





稽古期間には毎日誰かが壁にぶつかり、涙をしながら作品を作りあげました。

その度にみんなで励ましあい、苦しい時も声を掛け合ってきました。


舞台裏では本番前にみんなでハグをし合い、朝は寝坊しないようにLINEを飛ばしあったり、すごく愛に溢れた現場でした。


こんな座組だったからこそ全公演 卒業式のシーンは大号泣。お客様からもすすり泣く声が聞こえてきて、高校生活3年分の青春を半年で体現できたんだと思います。



正直演劇をやってて「私向いてないな」って思うことがたくさんあって、今回でダメなら俳優やめた方がいいんだろうな〜って思ってたんです。

でも終わったあと、やっぱりめっちゃ楽しかったし、例え向いてなかったとしてもやり続けたいなと思いました。

もっといろんなことができるようになりたい

今はそう思っています。


気がつけば半年間も一緒にいた仲間と、もう会わなくなるんだと思うと心がキュッとなりますが「タイムマシンを使わなくていい人生」になるように前を向いて歩いていきます。


ACTHOUSEは卒業になってしまいましたが、これからもめげずに俳優活動を続けていけたらと思いますのでよければ応援をお願い致します!


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いつもご覧いただきありがとうございます♡ いただいたサポートはこれからの活動費にあてさせていただきます!