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往復書簡

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amirisuを会社にした頃の往復書簡を公開します。全9回です。
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記事一覧

往復書簡 9 :メリからトクコへ

色々仕事を片付け終わって、今午前2時半。今日は事務所の家具の見積までは終わらなかったー。まずは本当に引越しが出来るのか若干心配ではあります。

ついに合同会社設立!まだまだやることはあって怒濤のようだけど、とりあえずはおめでとうございます、私たち!何度も法務局や銀行に足を運んでくれてありがとう。
色々とうまく行きますように。頑張ろうね。

帰国してから忙しくて、一緒にアメリカに行ったのが夢の彼方で

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往復書簡 8 :トクコからメリへ

まだ10時なのに疲れて寝てしまったメリさんの隣で書いています。

Squamも後1日ちょっと。わからない英語の話を聞き流すテクニックもだいぶ身に付きました。なんとかクラスも終了しそうで一安心。次、参加する時はきっともう少し話せるようになっているでしょう。

リトリートという言葉で一括りに出来ないほど、規模が違うよね、こっちは!毎回食事の喧噪にグッタリしてしまうよ。
あれだけをハンドリングするのは大

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往復書簡 7 :メリからトクコへ

今日からアメリカ!初の海外旅行だね。半分仕事だけど。そして、結局殆ど仕事してると思うけど。

好きなことを仕事に、ねえ。そんなことは自分には一生ないのではないかと思っていたよ。もし好きなことを仕事にしていたとしたら、多分今頃画家かランドスケープアーキテクトになっていたと思う。食べて行けなそうだったから、高校生のとき諦めたのだけど。
でもたまに思うんだよね。きっと画家になっていたら、それなりの仕事は

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往復書簡 6 :トクコからメリへ

アメリカで読む往復書簡、いいでしょ!お天気はいかがですか?東側が大雨と言っていたので、アメリカの地理が全くわからない私はそこが雨でないことを祈るばかり。

とりあえずリトリートも段々と外堀がうまり、先が見通せてきた気がします。どうにかなりそうじゃない?私は今、リトリート用の自分のパターン書きに必死だけども。

家で仕事するのはよくないという話をしたばかりなのに、昨日は結局晩ご飯を挟みつつも、夜の1

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往復書簡 5 :メリからトクコへ

金曜日はお祝いしてくれてありがとう。神楽坂のビストロでワイン片手に美味しいフレンチ、これももうすぐ味わえなくなると思って、少ししみじみしました。それにしても、結局2人でお酒飲みながら仕事の話だよね。本当に楽しい。これでいいのだ、と実感できます。

Maya Angelouは大学のとき、英文ライティングのクラスの教材で先生がコピーを配ってくれたの。その文章の潔さ、女らしさ、すべてお見通しな感じをとて

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往復書簡 4 :トクコからメリへ

会社員卒業を決めて1週間あまり。ご気分いかがですか?こんな事になっちゃってね。トクコも身が引き締まる思いです。

先日、メリさんがFacebookで紹介していた外国の作家さんの話、けっこうグッときました。(not) growing upね。
39歳になっても、子供の頃の自分が内面に居る気がするし、そこは何も変わっていないと思うもの。子供の頃は、大人になったら「大人」になるものとばかり思っていたけれ

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往復書簡 3 :メリからトクコへ

毎日のペースで書いていたら大変なことになると思い、少し間を空けてみました。
トクコさん、国語の先生に恵まれてたんだね。学校の先生がどんな人かって、進路に大きく影響するね。私は残念ながら、中学から高校まで、一度もいい国語の先生に当たったことはありません。唯一良かったのは、小論文の先生と、高校時代に通っていた予備校の現国の先生くらいかな。でも教科書を読むのは好きで、よく教科書に載っている小説を探して読

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往復書簡 1 :メリからトクコへ

トクコです。まず何からアップしようかと数日思いあぐねていたのですが、2014年、amirisuを始めた頃に二人で雑誌に載せようかと企画した二人の「往復書簡」がEvernoteにずっと残っているのを、そっとアップすることにしました。
ここから9回分お届けします。どうぞお楽しみに。

一昨日の私のブログを読んで、トクコさんが往復書簡をやろう、と言い出す。
実はわたしもその企画考えていた。3900 Mi

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往復書簡 2 :トクコからメリへ

メリさんが往復書簡をやりたいと言っていたことは覚えていたんだよ。その時はあまりピンとは来なかったんだけど、最近のお互いのブログの呼応具合をみると、これは書簡にした方がいいのではないかと思ったわけです。

私は、昔から世の中に迎合しない、もしくはできない人生を送ってきた気がしますが、amirisuは私だけのものではないし、売れないと申し訳ないしで、いつもより色々と考えたのは事実。でも、突き進むのもい

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