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「まずは知り合いに売った方がいいんですよね?」について答えていく

起業、最初のステップ。

よく言われる「まずは知り合いから(声をかけて売りましょう)!」的なノウハウ。

今日クライアントさんとのセッションの中で質問されたので、今の時点での私のこの「まず知り合いから理論」についてちょっと考えてみたいと思います。


なんか前に書いたような気がしないでもないんだけど、私は自分に関する記憶力がニワトリと同じくらいしかないのでわかりませんでした。


「やっぱり知り合いに声かけた方がいいのか……?」と今まさに悩んでいる方がいたら、ぜひ最後まで読んでみてください。


まずは前提から


はよ結論を書け、と思わせてしまったら申し訳ないのだけど、考察勢としては前提から押さえておきたいのでお付き合いいただきたいです。

なぜ、「知り合いに声かけた方がいいのかな?」と悩むのかってところから。


これ、抵抗なければ「え〜い!」ともうすでに知り合いに片っ端から声をかけてると思うし、絶対的な「知り合いには声をかけない」というポリシーがあれば悩んでないと思うのです。


ってことは。


「できれば知り合いに声はかけたくない」けれど、「売り上げが上がらない」から「声をかけるしかないのだろうか」という悩みだったりしませんか?

だって、私もそうだったの、駆け出しの時!!

悩みっておもしろいもんで、必死になればなるほどなんで悩んでるのかを自分でもすっ飛ばしてしまうことがあって。

その結果「知り合いに声をかけるべきかどうか」が議題としてあがっちゃってる可能性があるんです。

視野が狭くなるくらい、本気でその夢を叶えようとしてるってことです。
その思いは尊く美しいものだと思います。


とにかく、見つめてほしいのは、「できれば知り合いに声をかける方法は避けたい」とか「売上が思うように上がらんな〜」っていう部分です。その悩みが発生した前提を見て欲しいんです。


そこがわかるだけで、取り組む課題は変わると思っています。


なぜ今の悩みに行き着いたのか、その出所となる感情からチェックする癖をつけると余計な悩みは無視して大事なところから触れられるようになるのでおすすめよ♡

さて、ここからは具体的に「知り合いに声をかけるべきか」という問題について考えたことを書いて行きます。


知り合いに声をかけた方がいい理由


一般的に、知り合いから声をかけた方がいいよって言われている理由って、「信頼関係ができてるぶん買ってもらいやすいから」だと思うんです。


でも待って!?ここで数年前の大高あみを振り返るね!?

友達:少ない
知り合い:自己啓発興味なしが多数

↑これ。声かけてても売れてないと思うんですよ。いや、実際には「大高あみを可愛がってくれてる人」の顔は数人思い浮かびます。お情けでの数件なら、契約は取れたかもしれません。


でもそれって、サービスが必要とされてるわけじゃないじゃないですか。そこで気合い入れて「最初はお情けでも、私のセッションでその考えをぶち壊してみせる!」みたいな根性もなく。コーチングはあくまでも、必要な人のためのものだと思ってるので(私は)。


つまり何が言いたいかっていうと、自分の周りにはどんな人が多いか、それによって変わるよねってこと。


友人知人がたくさんいるとか、コミュニティに所属してるとかで、その繋がってる人たちがコーチングや自己成長に興味がある層だよって方なんかは、声をかけるの、大アリだと思います。

コーチングっていいらしい、受けてみたい、でもどうやってコーチを選んだらいいかわからんな〜って人にとっては、すでに信頼しているあなたからの営業は渡りに船。喜ばれて、あなたの実績にもなって、Win-Win!


そうではない場合、積極的に声をかけていくメリットはそんなにないんじゃないかなと考えています。自分に合った戦略を選んでいいんです、人には人の、乳酸菌。


じゃあどうする?①設置の仕方を考える


知り合いに直接声をかけるメリットがないなーと思っても、できることがないわけではありません。

私はちょこちょこFacebookに近況報告として仕事の話題を載せていたのだけど、それを見た友人から数年越しで依頼をいただくことがありました。

今、この瞬間、私たちの知り合いにコーチングに興味がありそうな人がいなくとも。それぞれの人生を歩んでいるタイミングで、きっと必要とされる瞬間はあると思うんです。

その瞬間に、「あ、あの子がコーチングしてるって言ってたな」「あの人が夢を応援する仕事をしてたような……」と思い出してもらえるようにしたいから。

だから、直接LINEやDMで「コーチングどーっすかー?」って売り込むのではなくて、こんな仕事してるよ、こんな想いを持ってるよ、こんな風に提供してるよ、みたいな話は発信していい、むしろ抵抗さえなければしてほしいと思っています。

別に買ってもらうわけじゃなくても、応援してくれる人がいるとそれだけで嬉しいしね。

相手が知り合いでも、ネットを通して顔が見えない相手へ届けていく発信でも、結局本質は同じで。どこで誰にだとしても、相手がストレスを感じない距離感で、存在を覚えておいてもらえるような内容で、言葉をいつも紡いでおくということが大切です。


私たちにつながるドアを設置する作業は、こういう仕事をしている以上すごく重要。でもそれは押しつけにならないようにしたい。
たくさんのドアを配慮しながら設置していきたいものです。


じゃあどうする?②目的を見直す


知り合いに声をかけると一言で言ってしまうとすごく大きな枠になってしまうけど、知り合いの中にも「かろうじて顔と名前は一致してる」レベルから「この人のことはとっても信頼している」という相手までいるのではと思います。


サービスをこれから売っていきたい人にとって、実績を作っていくのはとにもかくにも必要なことで。

そういう時、「売上を立てる」という目的は一旦横に置いておいて、「自分のサービスはどうなのか知る」「受けた人はどう感じるのか知る」機会を、信頼している人に体験してもらうのはいいんじゃないかなと。


つまり、声をかける目的を明確に自分の中で持っておく、ということです。


少額でもいいから売上を立てるため?未経験のセールスのハードルを少しでも下げるため?フィードバックをもらうため?それらの目的によって、声の掛け方や提案の仕方は変わります。

紐パンとマタニティパンツはそれぞれ履くシーンが違うってワケよ。


もし、フィードバックが欲しいなと思ったら。それはこちら本位の目的になるので、例えば「費用は頂かないのでサービスを受けてアンケートに答えてもらえませんか?」というような声の掛け方になってきます。


「口コミを書いてもらえませんか?」とか、「受けてみて、もし興味がありそうな方がいたらでいいので紹介してもらえませんか?」とか、自分の目的を明確にして声をかけることで、「最初はとにかく知り合いから(思考停止)!」みたいな特攻をせずに済みます。

自分にも関わる人にも、優しくて安心安全な仕組みでお仕事にしていきたいですもんね。


「じゃない方法」を極めてみる


私も駆け出しの時、まずは実績を作っていきたいと鼻息をふんすふんすしていました。

知り合いこそ少ないけれど、過去に体験セッションをしまくっていた時期はあったので、繋がれる人は多い状況。そんな私に、コーチが「これまで体験セッションした人の中から印象的だった数人に声をかけてみてごらん」と言いました。


正直、プライドの高かった私は「え〜〜〜〜〜〜〜〜めっちゃいやだ〜〜〜〜〜〜」と2歳児のイヤイヤ期よろしく五体投地してバタバタしたかったけれど、「私よりすごい師匠の言う事なんだから、ちゃんとやってみよう」と7人に声をかけました。

片っ端からはどうしてもできなくて、これまで体験セッションを受けてくださった方の中から、私が心から応援したいと思うお人柄とテーマを持っていた方達でした。


んで、どうだったかって言うと、惨敗だったんですね!
一件も売れませんでした。

わかっていたけれど、やっぱり悲しくて。

悲しかった分、発信を極めてやると覚悟が決まったのもこの時だったように思います。

当時(2020年)のLINEで、『どうしたら私がいいって思ってもらえるんだろう』と泣き言を送った後にすぐ『書くしかないな』と言う決意をコーチに送りつけていました。


「知り合いに声をかける」というのは手段でしかありません。そうじゃない方法だって、あるのです。そっちを極めてみてもいいと、“そっち”を選んだ私はそう思います。

これまでにいた環境、働いてきた業種、友人のタイプ、そういう複雑な要素によって本当に変わるから。

わからない時は


私は(結果惨敗だったけど)7人に声をかけた時、コーチに言われるまで「これまで体験を受けてくれた方に連絡する」という案は浮かんでもいませんでした。

これまで私が見てきたクライアントさんも、「ここにアプローチしてみる」という選択肢が本人にはそもそも見えていなかった、ということは本当に本当によくあります。

だから、もし「売れたいけど今取れる行動って何があるのかな?」と迷ったときには自分より売れている誰かに相談してみてください。

それこそお知り合いに相談してもいいと思うし、コーチやコンサルに頼ってみてもいいと思います。それが私だったら、めちゃくちゃ嬉しいなとも思います。

売れてる売れてないの差って、決してセンスや能力の差ってことではないと私は考えています。

身長の差とか年齢の差とか、そういうのに近い。

先日、息子を幼稚園に迎えに行った帰り道、メジロが柿の木の枝にとまっていました。きれいな薄緑と可愛いお顔に「あ、メジロだ〜きゃわい〜〜♡」と私が言うと、5歳の息子は「どこ?見えないよ〜」と言いました。


柿の木がある畑と道路の間には、私の背丈より少し低いくらいの生垣があるからです。

私は17キロある息子を、二の腕をプルプルさせながら高く持ち上げました。

「見えた、みどりで可愛い」という息子。メジロであってたっけ?あれってウグイス?と実は不安だった母(メジロで合ってた)。

実績と共に、私たちの身長は伸びていく。


今はまだ身長が足りなくて、生垣に阻まれて見えない世界がある、というだけ。そういうときには、自分より背の高い人に担いでもらえば見えるんです。それはズルでもなんでもない、視点を借りる、肩を借りる、協力してもらう、だけ。


一人で頑張る必要はなくて、やりたくないなってことをやる必要もなくて、自分が楽しんでできて、孤独じゃない方法を選んでもらえれば、それが結局最短でクライアントさんと繋がれる道を作ると今の私は思っています。

まずは費用のかからない体験セッションで、たっぷり相談しにきてください!
コーチングでどんなことができるの?私にどういいの?というのを見極めてみてください。公式ラインまたはgoogleフォームからご連絡おいただければと思います。


とにかく、ここに知り合いに声をかけずに発信だけでコーチとしてご飯を食えてる一人のコーチがいるよ!という実例の紹介でした。あなたのお仕事が必要な人へ届きますように。



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