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こんな毎日がずっと続く気がして、ふんわり絶望してるなら



こんにちは。大高です。



今日はどんな人生を生きるか、それにあたりどんな選択をしていくか?について、コーチ・母親として生きる私目線で書いていくYO。



未来について考えると思考停止してしまう感覚がある、希望とか言われても…的な人に読んでほしい。





かつて私もそうだったからわかるのだけど、未来が見えなかったり、今より良くなるという希望がないまま暮らすというのはなかなかしんどい。

だけどここを抜けると自分について詳しくなるし、来年が楽しみになる。

来年が楽しみになると、今日が楽しい。

今日が楽しい日常は、生きるのが楽。






まずはなんでここについて書こうと思ったのか聞いてほしい。読んでちょんまげ。





子供「公園に、行きたいの」



今、世間はお盆休みである。



私はフリーランスとしてかなり自分のペースで働いているので毎日がお盆休みのようなものだけれど、夫は会社員コンテストでグランプリを取れるようなド会社員なのでうちにももれなくお盆休みが到来している。





かつて私も会社員だったので、よくわかる。

長期休みは忙しい毎日のなかにめったに訪れないスキマだ。

なにかしたい気持ちになる。というか、なにかしないと『いけないのではないか』という気になる。




夫も例にもれずそう思ったようで、ずっとスマホで『子供 おでかけ』『夏休み おでかけ』とかで調べている。




「新しくできたロマンスカーミュージアムでも行く?」「江ノ島水族館でも行く?」普段育児に参加できない後ろめたさもあるのだと思う。考えて、提案してくれている。




そして夫は息子に聞く。「どこ行きたい?何がしたい?」。


息子は答える。

「えっとね~~~、みなと、公園に、行きたいの。」



夫はさらに続ける。

「そうじゃなくてさ、もっと違うところないの?公園はいつでもいけるじゃん」



「違くない!!!公園!!!すべりだい!!!!したいの!!!!」と息子は怒り出す。夫は困る。私は笑う。娘は寝る。




私は笑いながらそりゃそうだわ、と考えていた。




選択肢の中でいいものを選ぶ



私達がこうしたい、ああしたい、ここに行きたいと考えられるのは、選択肢を知っているからだ。



息子はまだ3歳で、多くの選択肢を知らない。

夫は筋トレ女子の谷間を見ながら寝落ちしているそのスマホで何でも調べられるけれど、息子は知らないことを知る術がない。




魚が見たいと思ったら海にでも水族館にでも行けること、電車が間近に見たいと思ったらロマンスカーミュージアムに行けること。自分の『したい』が叶えられる多くのサービスが存在していることを、彼はまだ知らない。




だから息子にとっては家・公園・スーパーマーケット、みたいな生活範囲の中で浮かぶ選択肢から選ぶ。ならば公園に行きたいと言う。当然である。



そして私は考えた。



大人だって、同じじゃないかな



大人だって同じだ。見える選択肢の中からしか選べない。見えているものの中にしか、希望や未来を描けない。




たしかに、現代はインターネットという魔法の杖があって調べればたくさんの選択肢があることは知れる。ビビディバビディブだ。


だけど大人の場合は子供より少しややこしくて、『知っている』ことは必ずしも行動の選択肢にあがってくるのとイコールにならない。




私達には経験値がある。基本的には経験が多いことはいいことなはずだけど、たまに、『前にこうしたときは、こうなった』という経験が無意識に選択肢を排除していってしまう。





世の中にお金持ちがいることは知っている。世の中に楽しく楽に働いている人がいることは知っている。

会社を辞められることは知っている。

離婚できるのは知っている。

親に刃向かえることは知っている。






だけど、自分にはできないと思って無意識にその選択肢は無かったことになっている。そして、動けねぇ~~人生ってつれぇ~~~~と思っている。

そうだよね、そうに決まってる。




選べない、苦しいのを受け入れるしかないのは苦しい。それが毎日続く、続けるしかない、というのは絶望する。





今、つれぇ~~~~!!!と思っている人だって多分そう。選択肢がなくて動けなくて、そんな中ではきっと、同じ毎日が続くようにしか思えなくて辛いのではないかな。




私が一度、もう死んでしまおうかと思った大学を辞めた頃はまさにそうだった。




毎日忙しくて、なのにお金がなくて、自信がなくて卑屈で、少しの嫌味でも頭が真っ白になるほどくらって。

トイレに逃げて涙がポロポロ落ちて、トイレットペーパーに涙が染み込むのをただ見てた。

あのとき、未来はそんな今日がただひたすら重なるものだとしか思えなかった。





だからってあのときの私が全くの無知だったかというとそういうわけでもない。



私は知っていた。

楽しく働くひとが存在していることを。

成り上がった人が存在していることを。

お金がなくても幸せな人が存在していることを。




知っていたけど、自分ごとにはしていなかった。他人の成功体験は、私にとっては『めでたし、めでたし』で終わるストーリーだった。だから、具体的な自分の行動にはつながらなかった。



選択肢に、たしかに存在している(少なくとも私よりは)満たされた人生を送っている彼らに近づくためのコマンドを入れ込むことはできなかった。




私の選択肢が増えたのは



私が「あれもこれも、自分にも選べる選択肢だったん!?」と思えたのは、やっぱりコーチングを知ってからなんだと思う。


いきなりバチーンとひとつだった選択肢が100個になったかと言われれば、そうではない。




最初は「ちょっと私、自分で仕事してみたい…かも…?いや無理かな…?したい…のか…?」みたいな感じで、自分でも半信半疑のうすらぼんやりとした2つ目の選択肢が浮かび上がってきた感じだった。



そこで私がグッジョブだったのは、とりあえず誰も損しないからとツイッターアカウントを作ったことだった。コーチとして。プロとして。どうせ誰も、損しないから。それにすらかなり躊躇して時間がかかったけれど。




発信者側に立つようになり意識が変わった。現実では出会ってこなかった目の死んでない大人たちに出会い、直接話した。



選択肢に『会社を辞める!』『独立!』『権力や見せかけの常識に迎合しない!』みたいなのが増えていった。少しずつ、これまで無意識に外していた選択肢が自分ごとになって現れていった。




今ある選択肢の中のベスト



いやいや、そうは言ってもさ、と言いたくなるかもしれない。過去の私だったら間違いなく思ってた。


公園か家しか選択肢を持っていないときに、ボーッとテレビで水族館を見たって自分が行けるとは想像できないのだ。




私は息子が公園に行きたいと言えば大雨だったり真夜中じゃない限りは連れて行く。食べたいと言ったものを、なるべく手に入れて一緒に食べる。


息子に『希望を伝えたら叶った』という経験をしてもらいたいという意図がそこにはある。私は、希望を言うことすらできなかったから。




今ある選択肢のベスト(例えば息子にとっては帰宅より公園を選ぶということとか)を叶えることは、自分には希望を伝える価値がある、叶えてもよいのであるという勇気を持つことにつながると願って。




水族館やロマンスカーミュージアムは、それとは別軸で存在している。だって、息子はその場所を知らないから。



公園に行きたい、と伝えてくれた息子を車に乗せて水族館に行くのは、結果的に公園より楽しんでくれたとしても、道中息子はきっと(おいおい公園つっただろ)と思うんじゃないかしら。



それは、過程で彼の意見を無視していることになる。




だから、選んでもらうときには、彼の選択肢のなかからはじき出されたコマンドを重視する。


そんでたまにこちらの「親として楽しませてみたい」というエゴに付き合ってもらって、サプライズ的に彼の知らない場所を見せたい。

そうやって世界を知ってあれがしたいこれがしたいという選択肢を増やしていってね、と思っている。



だって、どうしたって自分では今見えている選択肢からしか選べないのだから。

そうしながら少しずつ叶えてもいい・願ってもいいと勇気を貯めることしかできないのだから。




勇気を貯めるということは



選択肢がひとつしかなくても、「この選択肢しかない」と無意識で思いこむのと「今はこれしか選べないけれど…」と意識的に選択するのでは質が変わると思っている。



意識的な選択は、勇気が貯まる。

不本意だとしても、最高とは言えなくても、自分で選んだ経験のひとつになる。




最高なのは、貯まった勇気は万能な商品券くらい使い回せる。

だからまずは勇気を貯めて、貯まった勇気でこれから選択肢を買い足すような気持ちでいればいい。




選択肢がないときは辛い。未知の選択をするのにはものっっっっっっすごい体力と気力が必要になる。

瀕死でそんなことしろなんて言えない、言わない。



そもそも紐解いていけば、選択肢を見失ったのには必ずと言ってもいい程の抑圧の経験がある。



押し付けられたもの以外許されなかったり、表面上許されているのに選択したあとで馬鹿にされたりしてきた人は多いのではないかな。





高校生の時、non-noに乗っていたTシャツを母と出かけて購入した。どうかな?と相談したときはいいじゃん!と言ってくれていたけど、いざ購入したあとに「うわ、ほんとにそれ買ったんだ?笑」と言われた。


ちいさなこと。

取るに足らないこと。

母もきっと、覚えていないこと。




だけど私は忘れられない。

あれからずっと、いいじゃん、の裏で笑われているのではないかと思う。

うわかわいい!買おうかな?という気持ちを、羞恥心がかすめていく。




だけど私は勇気が貯まっている。だからかすめても無視できる。

かすめなくなる日が来たらいいなと思いながら、まだかすめていく羞恥心をぐちゃぐちゃに丸めて160キロのストレートでゴミ箱に放り込む。



人生が変わる変化なんて、案外こんなもんだ。




だから勇気を貯めてほしい。選べるものは、今は少ないかもしれない。つれぇよな。俺にはわかるぜ。



だけど、選べるものがないのではなくて、(今は)これしか選べないけれど、と思い直してほしい。

選んでいるのだという前提でいてほしい、そうすれば新しい選択肢が入ってくることに敏感でいられるから。



それを経て、いつか選択肢が増えたり、まだ増えていないけれど増やせそうな予感がしたら。



選択肢を持っている人



意識して行動すれば必ず、時間の早い遅いは人によって差があるとは思うけれどいつか選べる未来は増えていく。


手っ取り早いのはすでにいいなと思える生活をしている人と触れることだ。私はお金を払って触れ合ったけれど、なにもそれだけが全てじゃない。




クライアントさんと話していると、そういう見方があるんですねとか、そう捉えることもできるか~!と言ってくれる。



私は何億もの選択肢を持っているわけではないし、視野だって草食動物よりも狭い。

けれど、無かったところから増やしてきたからそのコツは知っている。



そして、手に入れてきた選択肢で仕事を辞め独立し、子供が増え、それでもなおなかなか愉快に暮らせている実績がある。




私は年商100億円にしたい人のお手伝いはできない。無理である。

その人はきっと私に頼みたくないと思うし、頼まれても私だって困る。




だけどもし、私がいま暮らしているみたいに暮らしたいと思ってくれる人がいれば、そこにだったら役に立てる自信がありすぎる。

お客さんいっぱいはいらないけど、心の底からそう願っているひととなら仕事したいに決まってる。




私の生活はゆっくりとしていて、発見に満ちていて、生きる実験を楽しむことができて、最高!すき!と言える人々に囲まれている。

自分が自分でいられることに、誇りを持てている。

まぁでも…椎名林檎にはなりたいかなぁなれるなら…。って感じ。



この生活はだれかに一方的に与えられた生活ではないから、一方的に奪われる心配もない。総じて、安心安全、という感覚でいる。




大丈夫、大丈夫


いま、疲れているでしょ?差し迫ってはいないけれど、そこはかとないわたあめみたいな絶望に包まれているでしょ?


だけどそれは、私達がだめだからなんかじゃない。



選べていないだけで、選べないのは選ばせなかったあの人がいたから。選ぶことで損するなぁと思ってしまうような経験があったから。そんなん仕方ないじゃんね、誰だってそう思っちまうよなァ!?



でもそれらの理由はひとつだって、これからもそんな毎日が続くことの証拠になんかならない。してあげない。




選べないのなら、少しずつ選べるようになればいい。選んでいいと思えるように脳みそをつついてあげればいい。



私が好きな人には私がつついてあげられる。誰か好きな人がいるならその人につついてもらったり、つつき方を教えてもらえばほら!案外簡単じゃん!進研ゼミでやったとこだ!となる。



用意するものはひとつでいい。覚悟、それだけ。納得いかない人生から、離れる覚悟。自分を信じる覚悟。いつか選んだるからな!という覚悟。だけだからね。



大丈夫、だいじょうぶ。



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大学中退⇒ただの事務員⇒独立⇒第二子臨月に月収100万円達成。
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