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ピンチはチャンス

こんにちは。網野です。

日々、コロナウイルスが世間を賑わせております。
今回はあくまで私の独断と偏見ですが、コロナウイルス×スポーツへの関心を勝手にまとめています。
最後に今のスポーツを取り巻く状況について、私の考えも述べさせて頂きました。

①東京マラソン「実質中止」の衝撃

このニュースはかなりの衝撃でした。東京マラソンといえば、日本スポーツイベントのフラッグシップ。日本経済界だと「TOYOTAが賃上げすれば他社も賃上げする」と言われるものですが、そのスポーツイベント界でのTOYOTAにあたるのが東京マラソンです。

また、「返金なし」もかなり話題になったのもこの内容のトピックスともいえるでしょう。スポーツイベント界ですら正直理解が浸透していない「中止時は返金なし」という規約。普段スポーツイベントに出られない方もなんとなく申し込むことが多い東京マラソンだからこそ、その余波は広がっていったのかなと思います。

結果論ですが、もし東京マラソンが「中止かつ返金」という対応を取った場合、2020年に中止したイベントは返金せざるを得なくなってしまいます。
東京マラソンの対応が業界の当たり前になるからです。
万が一そうなった場合、2021年には継続不可というイベントももしかしたら出てきてしまっていたのではないでしょうか?(あくまで可能性ですが)

②プロスポーツの度重なる延期、無観客試合

観客収入があってこそのプロスポーツ。大きいところだとJリーグは延期を決定し、大相撲が無観客で実施することになりました。

今後色々とプロスポーツに限らず、「興行型スポーツ」は判断を迫られるでしょう。特にプロ野球はただでさえ五輪の影響で開幕を早めに設定してあるので、スケジュール再考となるとペナントレースの試合数などに影響が出てくる可能性もあると思います。

大きいクラブやチームは「無観客試合=チケット収入なし」でもやっていけるかもしれませんが、比較的小規模のチームやクラブにとっては死活問題になってくるかもしれません。
スポーツチームやクラブの倒産や身売りが起きないよう、ファンやサポーターが支えていく仕組みが必要になってくるでしょう。

私がいつもTwitterを拝見している佐藤奨さんがおっしゃるように、ネット中継における「投げ銭」など、新しいスポーツ観戦の形が生まれるチャンスになるかもしれません。

逆にチャンスと捉えたい

今回のコロナウイルスに伴う問題は正直スポーツ業界にはかなり厳しい状況です。

・イベント中止/無観客試合における収入源の途絶
・経済自体が不景気になり、スポンサーやアクティベーションを実施する余力のある企業が減る
・そもそも外に出なくなり、スポーツ実施機会の減少

ふと思いついただけでもこれだけの危機がスポーツ業界にあると認識しています。
しかし「ピンチはチャンス」とはよく言ったもので、スポーツに新たな価値が生まれるチャンスにもなりうると思っております。

東京マラソンでの大迫選手を見て、感動した人は多く居たはず。
危機感がないと言われたらそれまでだけど、このような状況の中でも東京マラソンの沿道には7万人を超える人を集める力がある。

そう、スポーツには力があると思ってます。今は厳しい状況です。スポーツをすること、観ることが自粛されている風潮があります。

このピンチを乗り越えた時こそ、スポーツの力、スポーツの本当の価値が世の中に広まるのではないか?

そう思って、私は今を過ごしています。

スポーツ運営関係の皆様、ともに頑張りましょう。
スポーツをしている皆様、免疫力を高めるにはスポーツが一番です。
スポーツを観ている皆様、ぜひアスリートを、チームを支えて下さい。

よろしくお願い致します。

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