はじめての芸能人取材で学んだこと
今年の3月に生まれて初めての芸能人取材を経験しました。取材そのものが初めてだったのでどれも勉強になることばかりでした・・・!
noteに書くことができる範囲で、残しておきたいことをここにまとめます。
私が今担当しているサービスで新連載「好きの方程式」開始に伴い、女優の広瀬アリスさんを取材させていただくことになりました。
▼私が取材・執筆した記事です。こちらからお読みいただけます!
今回取材するにあたって同じローリエプレスで働く、ちさとさんに手取り足取り学ばさせていただきました😭!本当にありがとうございます✨
取材前にしたこと
■前取材をする
手探りですが、取材内容で独自性を出したかったので、過去インタビューされている記事をできる限り読みました。
すでにされている質問だと読者の方やファンの方にとって新たな発見にならず、おもしろみに欠ける記事になってしまうので、それを避けることが目的です。
■出演映画を観る
芸能人の方の取材の場合、出演しているドラマや映画と絡めた質問をすることが多いということを知り、映画『地獄の花園』を事前に鑑賞しました。
(バカリズムさん脚本で個人的にとてもおもしろかったので、ぜひ映画館でご観ください!)
どんな質問をしよう?どんな魅力を引き出せるだろうか?(おこがましいw)と考えながら映画を観たのは初めてだったので新鮮でした。
受動的に映画を鑑賞するよりも、どんなところがおもしろかったのか・登場人物のどこに共感して心が動かされたのかを頭の中で思い浮かべながら観ました。
取材後〜執筆時点でしたこと
■インタビュー内容を自分の言葉で噛み砕く
取材後は、ボイレコで録音した音声を文字として書き起こします。
そこで改めて、メッセージとして何を1番伝えたいか、ちょっとした沈黙・考える仕草・言葉の言い回しに着目して何度も聴き直します。
すると、ここを強調して話しているから、こういうことを伝えたいんだろうなどとさらに深掘りして考えられました。
(聴けば聴くほど、なんでここでもっと掘り下げて聞かなかったんだろう?これも聞いておけばよかった・・・と取材の反省点も洗い出される😭)
▼こちらの本の「取材」についての章が大変参考になります!
💡はじめて知ったこと
①iPhoneのボイスメモは着信があると一時停止状態になってしまう
基本的に取材をするときはボイレコ1台+ボイスメモなど複数台体制で行います。
ボイスメモはiPhoneに備わっている機能で、録音中に着信があると一時停止になってしまうそう。
せっかく取材したのに、音声が途中から録音されていなかった!なんてことになったらおそろしすぎるなと思いました・・・(一時停止にならないように回避する方法もあるけどそれでも不安です笑)
他にもNottaという録音&文字起こしまでしてくれる便利なアプリがあるそうなのでこちらも今後使用してみたいです!
②撮影場所=撮影スタジオとは限らない
撮影場所は、芸能事務所やテレビ局の会議室なんていうことも!毎回、撮影機材などが整った撮影スタジオとは限りません。
撮影当日にロケハンはさせてもらえるものの、背景スタンドや撮影に使えそうなアイテムがあると安心だなと思いました。(カメラマンさんに依頼or自分で用意する)
③ひらひらした服やヒールは控える
これは当然といえば当然なのかもしれませんが、取材者の服装って意外と見たことがないなと思って書いてみました。
ひらひらした服装をしていると、狭い撮影場所の場合に機材を壊してしまう可能性があることや、ヒールだと撮影に使用する布や画用紙を傷つける可能性があるので注意が必要です!
④「完璧な取材」を求めすぎない
これは取材をしてみて思ったのですが、完璧なものにしようとするあまり自分の求めている回答を引き出そうとしてしまうので気をつけようと思いました・・・。
あくまでも取材対象者の魅力やメッセージを汲み取り、それをライターである自分を介して読者に届ける。
本来の目的と外れてしまわないように良さを引き出せると、取材対象者も自覚していないような魅力を引き出せるんじゃないかなと思いました。
⑤レスポンスがむずかしい!!!
前提として取材対象者の方には「聞きたいこと」があります。そこに気をとられてしまうと、せっかく素敵な受け答えをしてくれているのに見過ごしてしまうことも。
今回隣で聞いていて、ちさとさんの相槌の仕方や話の広げ方が上手でとても勉強になりました。
初心者なのでおとなしく「それってつまり〇〇ということですか?」と自分の言葉に落とし込んで聞いてみることからスタートさせようと思います😭
自分の技術のなさを感じた部分でした・・・。
取材を終えて
-編集者目線-
編集者としてのお仕事は企画や構成を考えるだけではなく、PR会社さん・芸能事務所さん・カメラマンさん・ライターとの繋がり・関係性を築くことが大切だと改めて感じました。
当日のスケジュールが問題なく進むように、事前準備や認識を合わせることも取材が成功するポイントの1つなります。(関わる人の仲介が編集者になるので思ったよりも大変)
-ライター目線-
取材記事には今まで書いてきた記事のジャンルとはまた違って、臨場感を生み出せることも私にとって発見でした!
取材って楽しい・・・これからも取材スキルをぐんぐんアップさせていけるようがんばります🔥
ここまでお読みいただきありがとうございます!
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