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「鬱は甘え」は真理だと思います。

でもそれは誰しもが発していい言葉ではない。

傷つきそうなら読まない方がいいと思います。にゃーん。

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世の中には色々な人がいますね。「鬱は甘え」なんて仰る人がいます。

はい、そうだと思います。仰る通り。

メンタルが壊れた当時を思い返すと、色々と考えてしまいます。ああ、こういう逃げ道があったなとか、あの時期に気づいて対策を打っておけばよかったなとか。考えれば考えるほどそういうのが出てきます。だから「鬱は甘え」という言葉を否定できません。下を向くこと自体、物事の進展のためにやるべきことを放棄して何もかも捨ててしまう行為だからです。

なぜ何もかも捨てることしかできなかったかと言えば、色々と理由があると思います。環境が悪い、自分の器以上のことをやり続けている、親しい人間との別れ、ひどい言葉を浴びせ続けられるなど。そこにどういう逃げ道があるかと言えば、割と簡単でしょう。悪い環境から離れる、身の丈に合ったことをやる、他の親しい人間を頼る、自分を傷つける人間とは関わらない。言葉で書けば簡単です。ただそれを実際にできるかどうかは当人の経験値によるのではないでしょうか。

「鬱は甘え」です。「この世の不利益はすべて当人の実力不足」です。心に刻みましょう。

でもこの言葉を発するのはメンタルを壊したことがある人間だけにして欲しいものです。この言葉の真理を知っている人間だけに。メンタル弱い人間の気持ちなんてわからんと言う人間は黙って見ておいて欲しい。そう思います。こういう些細なことで傷つく人間もいる。

それと、身近にメンタル壊れた人間がいれば極限まで優しくしましょう。でもとにかく優しくすればいいわけではない。あんたはそれでいいとわからせてあげることが大事です。そういう肯定が心を癒してくれます。ありのままのあんたでいいと、あんたが必要なんだと。人間誰しも必要とされれば嬉しいものです。それも自分が必要としている人に必要とされれば。自分のために生きることができなくても、それが生きる理由になります。おまけの話をしておくと嫌がられないのであればハグでもしてやるといい。スキンシップは重要です。もちろん、そういうことができる関係性でなければいけませんが。

私は傷ついている人の精神状況がよくわかります。いやお前なんかにわかりゃしないとも言われそうですが、メンタル強すぎてブイブイ言わせてる連中に比べればずっとわかります。私にはメンタル強過ぎてブイブイ言わせてる時期もありましたし、メンタル弱過ぎて何もかも捨ててしまった時期もありました。だからふと思いついてこんなことを書いています。最近は、どうでしょうか。表向きはかなりメンタル強めですが、普段はそうでもありません。色々と対策してメンタルの強さを保っています。文章を書き続けるのも1つの対策になっています。

目的を達するために一番必要なことはメンタルを強くすることです。どんなにスキルがあっても、どんなに魅力的な人間性でも、メンタルが弱くて物事を続けられないような人間であれば、なかなか結果がついてきません。どうやって一定のパフォーマンスを保つか。それが重要です。

さあ、メンタルを強くしましょう。

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最後にメンタルナヨナヨの私がどのようにして表向き強い人間であり続けているかだけ記しておきます。

・失敗は全て上司のせい(責任転嫁)
仕事の話ですね。もちろん反省はします。でもミスに気づいた一瞬です。責任は全て上司にとってもらいましょう。いやだって上司の管理不足でしょ。上司に申し訳ないと思うならその上司のために頑張れるでしょう、落ち込んでいる暇はない。あなたが社長なら知りません。私は社長になったことはないから。とにかく、悪いことは酒でも飲んでその日のうちに忘れちまえ。

・強い人間を演じる
弱い人間は家に置いておきましょう。気合の入る服で着飾って、背筋を伸ばしましょう。

おしゃれをすると自信がつきます。この辺は身だしなみを整えるだけでも違います。これだけでやっぱり視線が上がります。背筋が伸びます。騙されたと思ってやってみて。

・客観的に見る
普段からこうしておくとかなりいいです。20歩くらい下がって物事を見ると面白いです。何事も行動には理由が伴っています。なんであの人はこういうことをするんだろうという理由がわかるとなんだか楽になります。私たちが日々苦しむのは自分が理解できないことに直面するからです。

今回私が「鬱は甘え」を肯定できているのも、この100歩くらい下がったものの見方ができているからだと思います。結構世界が変わるんです。特にメンタル死んでいる時は視野がナノスケールですから。世界は広いんですよ。

・言いたいことは言っておく
日本人のいいところでもあるんです。奥ゆかしさ。でも海外の人と話をしたりしてわかりました。主張しないと損します。信頼できる人ぐらいには思うことを言ったほうがいい。

・自分を褒める
最後、自分の味方は自分しかいません。最大の味方と思っていた人間にあっさりと気まぐれで捨てられることもある。そんな世の中だからこそ、自分の世界を持っておくべきです。そして自分で自分をちゃんと褒めてあげましょう。

・弱い自分を肯定する
弱くていいんです。その弱さがあるからこそ生み出せるものもありますからね。そういう視点を持てばいいと思います。ほら、真夜中を歌う人間がメンタルツヨツヨの陽キャなわけないでしょ。文豪なんてみんなメンヘラや。

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終わりましょうか。メンタルの弱さってバンバン発信していいと思うんですよね。私はそう言う人間の方が信頼できる。弱さを知っている人間は最後まで横にいてくれそうじゃないですか。

ここまで書いたこと、全部個人の価値観ですから。でも前を見て今を生きるしか悩みの解決方法はないと思っています。にゃーん。





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にゃーん。