Photo by morino_naka 【詩の雑感】 瀧口修造「蝸牛の劇場」 3 憂 2024年4月12日 21:58 ¥100 ある詩についてああだこうだ述べる「詩の雑感」というものをやってみたいと思う。詩について造詣の全くない私ではあるが、そんな私が私なりに感じたことをただただ造作もなく書いてみようと考えている。 今回取り上げる詩は、瀧口修造「蝸牛の劇場」。白と黒の窓がひらく蝸牛の眼は見たあるときはうつくしい目だけをあるときは青いリボンだけをあるときはシガレットの灰だけをそして彼は恋をしたひっそりしたトリトンの噴水!夜半 だしぬけに大きな掌が翻ったトランプのように華やかに太陽が彼の純粋な眼を盗んだいろはにほへと彼は卵形に捩れている瀧口修造「蝸牛の劇場」 ダウンロード copy ここから先は 839字 この記事のみ ¥ 100 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 500 憂のノート(0) 500円 このノートを始めてから5月19日までの作品の中から特に気に入った記事たちです。 メンバーシップに加入している方々は無料で読むことができます。 購入手続きへ ログイン #エッセイ #詩 #随筆 #雑感 #瀧口修造 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート