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地球環境を考えると、子供を産むか悩みます

こんにちは!Amidoriのアヤカです。
今日は、一人の女性としての悩みを綴ろうと思います。

ずばり、この先の地球の未来が不安で、子供を産むことを躊躇してしまう自分がいるということです。

私はアラサーで、子供が大好きです。
パートナーのジュゼッペとも話していますが、いつか子供が授かったらいいなと思っています。

子供を産み、育てていく未来の、何が不安なのか?

もちろん、子供を産んだことがないので初めての経験をする不安や、経済的に育てていけるだろうかという不安もゼロではありません。

しかし、わたしが躊躇してしまう1番の不安は、地球環境です

食糧危機、格差社会、気候変動、海洋汚染などなど、個人の問題ではなく、世界規模の問題です。

例えば、資源に関していうと、
2021年の世界のアース・オーバー・シュート・デーは、7月29日。
日本は、5月6日でした。
これは、その年に自然が再生できる資源と私たちが消費している資源を元に計算されています。
つまり、2021年は私たち日本人は、5月6日以降、資源が作られる以上に資源を使ったということです(お金でいうと、収入以上の支出なので赤字状態)

消費を少なくしていくことが必要であることは、明らかです。

もしも世界の人全員が日本人と同じ生活をしたら、地球が2.8個分必要だと言われています(エコロジカルフットプリント)

想像してしまう地球の不安な未来予想図

日本は少子高齢化問題と言われていますが、世界的には人口は増えていて国連が出している世界人口白書によると、2021年時点で78億7500万人に達しています。

私の世代は、人生80年と見積もってあと約50年です。
2072年、私は今のままで地球や世界が今の状態を保っていられるとは到底思えません。
昆虫食が注目されていますが、きっとそういう時代になるのだと思います。

そして、私の子供の世代や孫世代はきっと22世紀を跨ぎますが、彼らには何もないかもしれないのです。

緑やきれいな海というだけでなく、生きていくために食べていく食糧がないかもしれません。
それどころか、食糧戦争が起こったり、温暖化で地球上に住める土地がわずかしかなくなってしまい、土地の奪い合いが起こるかもしれないのです。
例えば住めたとしても、極端に暑い、または極端に寒く、台風といった自然災害の多い土地かもしれません。
気候の極端な変化や災害により植物が育たないと、畜産も難しいでしょう。
プラスチックに汚染された海では、魚よりもプラスチックの量が多くなり、魚も食べることができないかもしれません。

外の世界から完全にシャットアウトされたラボで、快適に住める人もいるかもしれませんが、どのくらいの人がそこで暮らしていけるのでしょうか?
富裕層だけがそこに入れるかもしれません。
それとも、安心・安全に宇宙の第2の地球に移住できる未来が待っているのでしょうか?

未来に対する不安をあげたらキリがありませんが、私の「子供がほしい」という気持ち一つで、こんなことになるかもしれない世界に子供を産んでいいのだろうか…と思ってしまうのです。

例えば今のように、「先進国に生まれて私はラッキーでした」では済まないかもしれないのです。

それでも、子供がほしいという気持ちはあります

不安を共有して、一緒に前へ進んでいきませんか?

一瞬でもそんな不安のよぎったことのある、これから子供を産んでいこうという方、お子さんたちに少しでも何か残していきたいと思っているお母さんお父さん、実は結構いるのではないでしょうか?

同じように不安な方、もしよかったらコメントやスキください。

子供を産むことへの不安を煽りたいのではなくて、不安を共有して一緒にできるだけいい未来を残していく仲間のような関係を築きたいです。
励ましあったり、そういう環境への不安や遣る瀬無さを吐露したら、少しだけ肩の力が抜けてまた頑張れそうな気がしませんか。

経済面や子育てについての悩み相談は多く見ますが、子供たちへ未来を繋いでいく立場として、地球環境について率直に意見を言える場ってあまりないなあと感じています。

「親としてや今の世代として、子供たちへどんな未来を残していきたいか」

これだけ多くの世界的危機を目の当たりにすると、未来へ残していきたいものが、経済的なことや不自由ない教育だけではないと思います。

実は先日、ある環境系ドキュメンタリー映画をみました。かなりセンセーショナルな内容だったので、『私の一人の行動だけで、何が変わるの?』と怒りのような無力感のようなものを感じました。

それをジュゼッペに伝えると

「僕たちにはやることが、もっとたくさんあるってことだね!」

と返ってきました。
「そうだよね、たくさんあるんだよね」と少し冷静になれました。
私には、そういったことも話せる彼の存在が本当に有難いです。

私自身はまだ子供を産むか、完全にイエスとは言い切れません。

それでも、未来の世代のために、何ができるか考えて行動していきたいです。

この記事を読んでくれた方が「同じように不安を持っている人もいるんだ」と少しでも共感に繋がったら嬉しいです。一緒に不安を未来への行動へのバネにしていきましょう!

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