話し掛けること～和顔愛語～

マタニティ生活も８ヶ月目となり、大きなお腹になってきました。もっぱら食べることに執着があり、食べてみたいものは買ったり、自分で作ったりのんびり生活していたのですが体重の増加に体がついていけない！

運動不足を解消するためにプールに通うことにしました。

この田舎ではプールでウォーキングしているのは高齢者が大半。今日も７７歳のおばあさんが３５歳の私に股関節をほぐす運動を教えてくださいました。

そこで感じたのは、そっと話し掛ける勇気。見ず知らずの私に「どこの人？今週数はどれくらい？」と気さくに話しかけてくれる。そんなコミュニケーションが久しぶりで、つい嬉しくなってしまいました。田舎に来てなかなか友達ができないと悩んでいたけれど、自分の殻に閉じこもっていたのは私の方だったのかも知れません。

SNSが発展して、SNS上での話し掛けるができても実際の人に出会った生身の会話をすることは結構恥ずかしいものがあります。そこに勇気を出して、すぐそばにいる人のことを思い考えるコミュニケーションが大切なのではないかと感じました。

仏教では和顔愛語という言葉があります。あなたの傍にいる人にやさしい笑顔でやさしい言葉を使って話し掛けましょう、という言葉です。

忙しい毎日忘れがちな和顔愛語。ちょっと意識して一歩外に出てみれば、違った世界が見えてくるのではないでしょうか。

長々となりましたが、今日はとにかく、プールでおばあさんと話したことが嬉しかったただそれだけの１日です。お読みくださりありがとうございました。