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夏の終わりに思うことひとつ。

この夏は、本当に多くの人と出会った。

振り返ってみれば出会う人のバラエティに非常に富んでいて、話を聞いているだけで刺激的で、まるで私の人生の幅が拡がったかのような錯覚に陥った。

そう。錯覚に陥った、だけ。

音楽が好きな人からは、私が知らなかった日本のロックを教えてもらった。

お酒が好きな人からは、私が知らなかったビールの種類を教えてもらった。

写真が好きな人からは、私が知らなかった写真の撮り方を教えてもらった。

もっと切り込んで、第一印象の大切さについて指摘してくれた人もいた。

人と人とがつながっていくほど、知れることの範囲がどんどん広がって、周りの人の影響を受けやすい私は、すぐに教えてもらったものを吸収しようとする。

ただし、吸収することと、ものにすることは別。

あることに特別にきらめいていて、「好きこそものの上手なれ」という言葉がぴったりくる人が周りに多いことに、最近気がついた。これは、年齢的に周りの人の種類の幅が広がったからなのか。

私にも好きなことはあるけれど、そこまでキラっとアピールできるレベルまで語れるものってあるかなぁとしばしば思う。今日もそう思ったから、こうして記憶の記録をつけている。

お気づきだろうか。これはよくある、「周りのみんながすごすぎて、私なんて何もとりえがないわ」というブルーネタではない。これは、私は周りの人に恵まれているのよという自慢である。

チープな占いサイトで、私の格言は「I can not change the people around me but I can change what kind of people around me」だと宣われた。チープなくせに、的確なこと言うわ。私は友達に恵まれている。そこが、キラっとポイントなのだ。

いろいろな輝いている人がいると、そりゃ時には面白味のない自分と比べることもあるけれど、今の私と関わってくれる人がいるということが幸せ。みんなの美味しいとこ全部かっさらって、存分に楽しませていただく。

いつも適当な私ですが、みなさんいつもどうもありがとう。マーハロ。