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みんなで紡ぐ物語その1

僕は、野良猫です。
今日この街にやってきました。
ここは自然の多い街。
どんな人がいるかな。

僕は、三毛猫のミーと、人から呼ばれている。

「あ、あそこに、大きな木があるぞ!」っと駆け寄った。
なんて大きな木なんだろう。
ミーは、負けずと背伸びしたけど。
届かなくって、超えたくって、しがみついた。
そして、必死に駆け上った。


なんで、かけ登ありたくなったのかは、
わからないけど。
僕の中の何かが、そうしたいって思ったんだ。



木の上から、街を眺めていた。
いい風が流れている。
白い雲が見え、僕には、大きな山も見える。
おや、町の中央に市場がある。


あ、そうだ、あの市場に行ってみようと。
空高く飛んでいるわしさんを呼んで、背中に飛び乗った。
サイコー
木よりも高く飛べて、ミーは、そう叫んだ。


僕にもわからない世界がまだまだあるね。
わしくんと話をしながら、
その街まで、飛んでった。


あ、美味しそうな魚が見えたぞ。
ミーは、魚が見えたので、
そろそろおろし欲しいなあと思って、
わしくんに、魚食べたーい、おろして!って言いました。



ところが、わしくんは、
なかなかおろしてくれない。
待ってられないから、わしくんの背中から半回転して、飛び降りた。



その時の振動で、魚が生き返った。
そして、その魚はこう行った。
「僕は、川に帰りたい。」
「ミーくん川まで連れて行って欲しい。」
と言った。


その時、ミーくんは、
お腹にあったポケットを思い出し、
ポケットの中から、多次元のタイムマシーンを取り出した。


「よし、これを使って、君も僕も、もっと楽しむぞ!」
と言って、未来の街へ行った。

「とりあえず、30年後に行ってみよう!」
と、さかなクンと一緒に飛び立った。

そこには、ミーも予想だにしなかった、あれが待っていた。
30年後の世界は、みんな飛んでいた。


人間も猫も、魚も、犬も、みんな飛びながら、昼寝していた。
寝ながら浮かんでいた。


なんだーーこの光景は!!!
よし、僕たちも、とんで寝るぞ!
ミーはさかなくんに話した。


トウ!ジャンプした!

その時、ミーの恐るべき力が、発揮された。
なんと、ミーは、思い出した。
僕は、あの青い猫型ロボットだったこと。

遥か昔から、繋いできてた、記憶が蘇り、
ミーは自分の使命に気づいた。

そう、僕は、楽しい世界にいるんだ。
飛べるって、最高。自由なのって、最高。
今まで、僕がいた、あの世界は、なんだったんだろう。。。
あの人間たちも、あの犬たちも、、、

今は、こんなに飛べて、寝て、好きなことしてるのになあああ・・・・
つづく


「オンラインサロン表現集団アミーカ」ゆんたく会にて
*物語を紡いだ人 たみちゃん、ヒロさん、さっちゃん、アッキーナ
*絵を描いた人 ゆかちゃん、たみちゃん、ヒロさん、さっちゃん、アッキーナ

ゆんたく会でやったこと
・声を出す
・ヒロさんの投稿をみんなで読む
・朗読する「日々是好日」
・物語を作る
・絵を描く
・自己紹介、やってみたいこと
・アッキーナ主宰の笑いと遊び同好会を盛り上げるための作戦会議
・アミーカ発表会の日程を決める

自分を表現すること
「誰でもアーティスト」をコンセプトに活動している
オンラインサロン表現集団アミーカ
気になる方は、5日間メールレターを読んでね。




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