ドイツの女は隠さない
こんにちは☼
アミです!
今日でいったん授業が終わり、冬休みに入ります😊
色々出かける計画があるので楽しみです~!
さて、今日はドイツの女性と日本の女性を比較して、考えたことがあるので書いていきたいと思います!
1.隠す日本人、見せるドイツ人
もともとファッションやメイクに興味があるので、街行く人の身なりをよく観察するのですが、こちらに来てから、
日本の女性がどれだけ自分の体を隠す格好をしているか、
ということを感じるようになりました。
いくつか例を挙げていきます。
(1) ズボン
ドイツ
日本
(2) パーカー
ドイツ
日本
(3)セーター
ドイツ
日本
(4)冬用コート
ドイツ
日本
いくつか例をあげましたが、いかがでしょうか?
もちろんあくまで傾向ですが、日本とドイツの間には、このような服装の違いがあるのではないかと感じています。
ドイツの女性はジャストサイズの服を着こなしています。マストアイテムはピタッとしたジーンズ。周りを見回すと95%くらいがスキニージーンズをはいています。ワイドパンツもスカートもワンピースも、この寒い季節ではめったにいません😂
日本はどうでしょうか。あんまり体のラインが出ないような服を着る人が多いのではないでしょうか。上の写真のようなゆるっとしたフォルムのコーデは非常に人気なのではないかと思います。
この傾向は服装だけでなく髪型にもあります。
ドイツ
日本
ドイツはほとんどの女性がセンター分けロングヘアーです。前髪があると子供っぽい印象になるので作らないんだとか。
一方の日本は前髪がある人が多いです。そして触角(少なくとも私はそう呼んでいる)という前髪の横にある少し長い毛を作るのも大事。
ドイツの女性の写真と比べると顔の出ている面積が小さいことがわかります。
2.どう思う?
この2つの格好を比較したのはどちらがいいか悪いかを決めたかったわけではありません。
しかし、自分を含め、日本にいるときは、過剰に自分の見た目を気にしてしまっている部分があったのではないかなと思います。それでコンプレックスを強く感じて、それを隠す格好をすると。
ドイツはあまり外見に気を使わない国だなあという印象を受けます。太っている人も痩せている人も、身長の小さい人も大きい人もみーんな同じような格好をしています。日本でありがちな「体形カバー」「着痩せ」「小顔効果」などは意識してなさそうですし、「ファッション=自分を表現するもの、個性」という考え方もなさそうです。
それに加え、メイクもあんまりしません。すっぴんで大学に来る人も多いです。ヘアアレンジもアクセサリーもネイルもあんまりしません。
最初にドイツの女性の格好を見たときは、「なんかださくない?」「なんで綺麗なのにおしゃれしないんだろう」「もったいない」などと感じていました。
しかし、そのときに
いかに自分が見た目を重視していたか。
いかに女性が着飾ることを期待していたか。
いかにその女性像に自分が縛られていたか。
ということに気づかされました。
日本はかなり見た目を重視する風潮があると思います。
そしてその需要を満たすかのように、沢山の美容ツールがあります。(アイプチ、まつエク、まつげパーマ、エステ、ネイル、コスメ、ダイエット商品など)
驚いたことにそのほとんどは、ドイツに来てから全然目にも耳にもしなくなりました。
日本とドイツ、どちらが良いというわけではありませんが、ドイツで暮らさなければなかなか意識することのなかった問題だと思うので、良かったと思います。
皆さんはこれを読んで何を考えますか?
P.S.上記に記した、「人の見た目を重視する考え方」はルッキズム(外見至上主義)と呼ばれ、近年注目されている考え方です。私も最近よく調べていますが、下の記事などぜひ面白いので読んでみてください。
今日はここまでです!読んでくれた方ありがとうございました♡
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