遅刻上等なローマっ子 A君に会いに。 ローマ3日間の最終日、フィレンツェへ
あっという間に最終日。
AirBのチェックアウトは12時、時間になったらホストの人が部屋までやってくることになっている。
朝一にどこかぶらぶらしようかと思ったけど、A君にプレゼントを準備したかったので、チェックアウトまで部屋で過ごす。
何を準備したかというと…こちら。
フランスから持ってきていた、OKONOMIYAKIの素。
フランス人の友人もお好み焼きが好きで、家で一緒に作って食べたことがあった。ソースが最高と言っていた気がする。
イタリア人のA君も合気道経由で知ったか食べたか知らないが、お好み焼きを食べたい食べたいと前から言っていた。
昨晩寄ったスーパーの野菜コーナーで、日本のキャベツより明らかに小ぶりで、実もぎっしりなキャベツを見つけ、ベーコン(豚肉の薄切りがなかったので代用)と卵と一緒に購入していたのだった。
Cavoloと言うらしい。外側がチリチリ。
パリでも練習しておいたので、関西人ではないがそこそこうまく焼けたのでよしとしよう。
パリのKioko (京子食品という、パリで一番知られている日本食材店。高いが日本食が恋しくなったらここに行けば何でも揃う。)で買っておいた小分けの中濃ソースは別で持参しておいたが、これは持っていって大正解だったかもしれない。
しかしまぁ、エスプレッソやお洒落なシリアルバーなどがある場所に、お好み焼き2枚と大量の中濃ソース(一番左の小袋達)って、凄い組み合わせね。
作り終わった後、A君にはアルミホイルを持ってくるように伝えた。
パッキングを済ませ、チェックアウトまであと10分程というタイミングで、A君から到着の連絡。なんと、待ち合わせ時間より早く来た…!恐るべしお好み焼き効果。っていうか、来れるんじゃん、約束の時間より前に。
ホストの方も時間通りにきたので、さくっとチェックアウトを済ませ、A君に持ってきてもらったアルミホイルでお好み焼きを包んで渡し、AirBを後にする。お世話になりました。
ここからフィレンツェ行きの電車が出る駅まで地下鉄移動。イタリアの鉄道はTrenitalia (トレニタリア/ イタリア旧国鉄)が主流。でも、落書きは凄いし汚いし、時間通り来ないしで、評判がとても悪い。今回A君がお勧めしてくれたのは、Italoという私鉄の特急電車。当時はまだ新しく、停車駅も少なくて、おまけにトレニタリアが停まる駅とちょっと離れた新ホームから発車するなど、まだまだ発展途上だった。でも、とにかく安く、電車内でWi-Fiが通じ(これには感動した)、とても清潔。安く済んでキレイなら断然こっちでしょ、ということでItaloを選択。
但し、前述の通り発着駅に注意が必要。私が予約した電車及び乗車駅は、多くの電車が停まる駅のホームに停まらず、かなり遠い場所だった。
例えるなら、東京駅の新幹線のホームから発車すると思って待っていたら、丸の内線の東京駅だった、くらい。
日本のように改札を出たり入ったりしなくていいので(つまりタダ乗りし放題。でも捕まるよ)その点は楽だけど、ローマ駅に着いた時には結構発車時間ギリギリだったのでA君と猛ダッシュ。なんとか間に合った。
※6年経っているので、開通駅も増えて乗り場もわかりやすくなっているはず。最新情報はこちらをご参考ください。
電車の前でこの旅行初めてのツーショットを撮り、ここでお別れ。最後までバタバタしたけど、とても楽しかった。A君に感謝。ありがとう。グラッチェ。
ちなみに、渡したお好み焼きは私と分かれた後、大学で食べたそうです。笑 初日の夜にビールを一緒に飲んだ友人にもあげて、とても美味しかったと嬉しい言葉をいただきました。
そんなA君も6年経った今は大学を卒業(法律を学んでいた)し、イタリア年金制度だかお堅い仕事をしている模様。LinkdInでよく発信しているのを見る限り元気そう。ヒゲモジャは相変わらずだけど。
電車内。めちゃくちゃキレイ。駅員さんの制服も赤でまとめられてとても格好良かった…
フィレンツェにも、フランスの語学学校時代の友人、R君が在住。次回からは彼のお話。
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