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だらり禅「与えられた命をただ無心に生きる」

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こんにちは、アメリです。
今回の記事は、病気、特に精神からくる疾患で悩む方にも読んでほしいお話です。


今日は私が日々救われている禅のお話から、だらけた私とひとつ見てみましょう。

私は無宗教です。正しくは、家は神道なんだけど、私自身はなんでも好きという状態。
自分のためになる…というか自分が気に入れば、仏教でもキリスト教でもヒンドゥー教でもなんでもいいのです。

その中でも、私はにわかに神社やお寺が好きで、禅の考えが好きです。
でもだからといってそれらに精通するわけでもなく、プロに言わせれば間違ってるかもしれないけど、自分で都合のいいように解釈して満足しています。
それをだらり禅と呼んでいます。

なのでお寺や神社の関係者の方が怒り狂って乗り込んでこないことだけを祈りながら、私と禅の話をしましょう。

タイトルに書いた「与えられた命をただ無心に生きる」というのは、禅語では「百花春至為誰開」といい「ひゃっかはるいたってたがためにかひらく」と読むそうです。

花はお前のために咲いてんじゃねーよ、ただそこに咲いてんだよ。

と解釈しました。(雑)

人間は生きている間いろいろと、あれしたいこれしたいああだったらいいなこうだったらいいなと考えながら行動するので、欲が出てきたり、今あるもので満足しなかったり、なんやったら他人にしたことに対して見返りをもとめたりして苦しむもんです。

私は産後、一生出られないんじゃないかというほどの嵐に飲み込まれました。何がって、体調がです。
だがしかし!体調が飲み込まれるともれなく心の方も飲み込まれるのです。応募者全員サービスです。
それから数年間、私はすさんだヤンキーになってみたり、エセ仏になってみたり、健康マニアになってみたり、突如部屋の隅から動かなくなったりと、はた迷惑な、無限人格状態に陥りました。
そして思うのです。もっと元気だったら。みんなが私の気持ちをわかってくれたらいいのに。元気だったら息子にもっと色々してあげられるのに。

人にも迷惑かけてるかもしれないが、人格が定まらない=自分は今どうなってんの?状態は、本人もめちゃくちゃ疲弊し、色々やりたい・やらなければいけないことを考えるだけ考えて、でもできない。
なんやったら消えたいと思ったこと数知れずです。

この体調不良には色々な病名が色々な病院で付きました。
読まれている方で体調不良の方いらっしゃいますか?
はっきり言って、禅の言葉で病気は治りません。神に祈ってないで医者にいってください。薬飲もう。
だけど、ちょっと体調が持ち直した時、気分がいつもより落ち着いているときに、ちらっと思い出すことができたらさらに落ち着いたりリフレッシュしたりすることができます。
それが続くと自信になります。あれ?最近わたし何日か連続で落ち着いてるなって。自信をつけることで治る(改善する)病気があります。

私の病気は結局今のところ全般性不安障害という精神疾患です。
だから自信をつけることでよくなったりします。大事なことです。
今の病名がつくのに4年以上かかっています。もしかしたらまた今後変わるかもしれません。
精神的な病気であったとしても、禅の言葉を取り入れて気合で治すのは無理です。
気合でなんとかなるなら私いらないんだよね~とは主治医の言葉です。
でも禅の考えで心を落ち着け自信を得たことはたくさんあります。

病気になったとき、今は色々な医学や代替療法がありますし、こういった宗教や、霊的な理論もあるでしょう。
医学やそれに準ずる療法だけが治す方法でなかったとしても、本当に不調を治したかったら医学はとても大切なものです。
医師を信じないなら自分で医学を学ぶべきだと思います。いや、医師を信じていても学ぶべきです。自分のために。
私はちょこっとだけ医学をかじっています。趣味程度。
必要に迫られたからということもあります。なんせめちゃくちゃ調子悪かったから。
色んなことしました。こういう神仏の考えや、「考え方を変える方法」とかやったこともありますし、運動療法、アロマ、食事療法、鍼灸、整体、温泉、その他諸々。
やったからこそ言えることがあります。「病気を治すには順番がある」
これについては「死ぬほど体調が悪かった私が全般性不安障害と診断されるまで」とかなんとかタイトル付けて記事書きますのでそちらをご覧ください。

こちらのだらり禅も連載しよう。

今日のイラストは自分の身の回りにすでに幸せはあるな~なんも考えんとこ。というテーマで描きました。
生きてるだけで丸儲けという有名なさんまさんの言葉がありますね。
あれに似てると私は思います。禅語もさんまさんの言葉もどちらも救われた言葉です。

みなさんは「百花春至為誰開」 
どのように解釈しますか?
だらだらしながらぜひ考えてみてください。

参考図書:ふっと心がかるくなる 禅の言葉/監修 永井政之 ナガオカ文庫

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