アメリカに来て、アート教育に興味を持ちました。今日の言葉#38

hana

アメリカに来てから、
アートに触れる機会が増えた。

アートと言っても、
何か大それた芸術という意味ではなくて、
ESLの先生が、英語とは別に、
カードメーキングのクラフト教室を
開いてくれたり、
たまたま大学の授業で、
ドローイングや染色という
Fine artsの学科のクラスを聴講して、
楽しいなと思ったり、
やる事がないので、昔していた編み物などを再開したら、
「色」の面白さを感じたり。
はたまた、
夫の友人に写真学科の教授がいて、
その方の家に度々招いていただけることで、
アートのある空間が心地いいなと思えたり。

そして、子どもが産まれてから、
自然と、子どもと絵や工作をたくさんしたい、と
思うようになった。
子どもの発想は本当に面白くて。
そして、絵や工作に没頭している姿も好き。

そんなことを思っている時に出会ったのが、
レッジョ・エミリアというイタリアの地域の
教育実践だった。
知れば知るほど魅力的で興味深くて、
もっと知る機会があったらいいのになと思っている。

そして、アート教育で調べていて、
見つけたのが、以下の講演記録。

「子どもたちの想像力を育む 子どもとアートの関係を模索する」
佐藤学 東京大学大学院教育学研究科・研究科長(当時)
2004年10月

これを読んでいたら、
佐藤さんの話がとても興味深くて、
プリントアウトして、
時々読み返すようにしている。

アートのアートたるゆえんというのは、世の中の役に立たないということです。世の中の役に立たないということは極めて重要なことで、簡単に言うと、無意味であるということです。
講演 佐藤学「子どもたちの想像力を育む」

これを読んで、私は
ハハハ、と笑った。
そして、次に続く言葉に引き込まれていった。

アートの存在基盤というものは、どこかずれたところにあります。世俗的な価値、社会的な利益とかからはずれたところにあるのですが。実は非常に重要なことを言っています。
講演 佐藤学「子どもたちの想像力を育む」

アートって、やっぱり面白い。
度々読み返して、佐藤さんの言葉を咀嚼していきたい。

今日の言葉#38

無意味だから価値があるものがある。
hana
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hana
日本人夫と結婚してアメリカに来ました。山あり谷ありの海外生活、妻として、母として、一人の女性として、試行錯誤の日々と大事にしている言葉を綴ります。同じような環境にいる女性達を応援しています!