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Travel Portalの落とし穴 【アメリカ🇺🇸ポイント生活🛫💳】

Chase SapphireやAMEX Goldなどのトラベル系クレジットカードを持っていれば、クレジットカードのポータルサイトから飛行機やホテルの予約ができることはご存知の方も多いかと思います。

Travel Portalとは?

カード会社はこのポータルからの予約を促すために様々な施策をおこなっており、例えばAMEX Platinumだとポータル経由の飛行機やホテルの予約には5xのボーナスポイントが付くようになっています。

ポイ活上級者がポータルを避ける理由

ポータル自体は、裏でAmex Travel, Expedia, hopperなどのonline travel agency (OTA)が運営しているので、検索結果はそれらのサイトと同等になります。しかし意外かもしれませんがポイ活上級者はボーナスポイントを逃してでもポータル経由の予約は基本避けるようにしています。

ホテルのステータスが付かない

その理由の一つとしてまずホテルを予約する場合ですが、ポータル経由サイトではホテルの会員ステータス反映されないことが殆どな為です。例えば既にクレカ経由でマリオットのゴールドステータスを持っていたとしても、OTA経由の予約だとそのステータスが認められず、ルームアップグレードなどの特典が受けられなかなってしまいます。稀にチェックイン時にゴネれば認めてくれることはあるかもしれませんが、少なくともホテルステータス用の宿泊ポイントはまず付与されることはありません。

旅程変更のトラブル対応

それに対してフライトの場合はOTA経由の予約でもマイルやステータスは通常認められます。ただホテルも含めポータルからの予約を避ける一番の理由は、旅程の変更があった時のトラブル対応が悪いからです。コロナ禍では特にフライトのキャンセルや日程の変更など良く発生していますが、この時の返金処理などでクレジットカード会社とホテルやエアラインとの間でたらい回しにされて大変だったという声はググればすぐに出てきます。

OTAとカード会社の板挟み

結局のところ、ポータルのトラベル担当はOTAとの間を繋いでいるだけなので、権限がほとんど与えられていないのです。よって何かトラブルがあった場合にはエアラインに直接言ってくれと言われたりするのですが、エアラインに問い合わせてもOTAが発行したチケットだからOTAへ問い合わせろと。もしOTAから買ってたのであればそのOTAが対応してくれるはずですが、ポータルサイトは(システムはOTAのものを使っているけど)クレジットカード会社が表面上運営している場合が多いので、ポータルの経由でしかサポートが受けられないというのが非常に危険なのです。

まとめ

ということで旅行の予約をする時は、ポータル経由ではなく直接ホテルやエアラインのサイトからすることを強くお勧めします。ただしCapital One Venture Xのように年会費をポータルサイト経由でしかキャッシュバックできないなど、どうしても利用せざるを得ない時には、一番トラブルがあっても潰しが効くstaycationのホテルとかレンタカーにしておくのが無難かと思います。また、その場合は予約後に必ず直接利用する会社のサイトでも予約確認をしておくことを忘れないようにしましょう。

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