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高齢犬の健康管理

実は今日の夜、あーちゃんの肝臓腫瘍のオペが
行われる。

獣医さんに
手術の説明があったときに
「最悪、術中に亡くなる可能性もあります」
と念押しをされた。

獣医さんとは病院が開業したときから
お世話になっている。
いつも診察室からの笑い声が絶えないそんな病院。

あーちゃんは、ずっとアトピー疾患があったので
比較的病院には通っていたし
少しおかしいと思うことがあれば
頻繁に診てもらっていた。

今、犬もだいぶ高齢化してきた。
私が最初に犬を飼った頃の寿命は
確か7歳くらいだ。
今、大型犬以外は15歳前後くらいなのだろう。
フードや何よりも医療が発達したからだ。

良くここに書いているように私は週の半分は
出張で不在。
平日いたとしても病院の時間には
間に合わない。
なので最近はもっぱら、妹や母にお願いをしていた。

最近、私が気になっていたのはあーちゃんがすごく痩せてきた
ことだった。
ご飯を食べないという。
少し様子を見ていたけど、やはり触ると骨がごつごつしている。
妹が
「お腹壊してるんだよね」というので
土曜だったこともあり、じゃあ私が病院へ連れて行くねとなった。

病院へ行って獣医さんに様子を伝えるとこの前
書いたように、一瞬で先生の顔が曇った。

数か月前に見えてた肝臓のもやもやが
7センチくらい肥大している。
先生は腫瘍といったけれども
早い話癌である。

本当に犬は13歳くらいを過ぎると
途端に具合が悪くなったり
健康管理が必要だと思う。
うちのあーちゃんもあれだけ
通っていたのに、
ほんの数か月で腫瘍が見つかった。
それに伴って体はめっきりやせ細ってしまった。

それから手術の予定を組んだものの
あーちゃんの腎臓の数値が振り切れるくらい悪くて
このままではオペができないとのことだった。

あーちゃんがたまにグッタリして
ご飯を食べずふらふらしてるのも
尿毒症のせいだったらしい。

自宅で皮下捕液をすることになって
2週間くらいでやっと二桁くらいの数値になった。

(背中から薬剤の入った捕液を朝晩
100cc針で注入する)

そして先生が
「この日の夜にオペを予定したいのですが
いかがですか?」
と連絡をくれた。

先生が急に連絡をくれたということは
命の猶予があまりないということなのだと思った。

つまり、腫瘍が胃や腸を圧迫すればご飯が食べられなくなり
死に至る。
または、腫瘍が破裂してしまって亡くなる可能性がある。

この数値が落ち着いてる間に
腫瘍を小さく切除して
胃のスペースを開けて食事をとれるように
するというのが今回の目的だ。

腫瘍のある位置が大切な血管が多くつまっているところなので
おそらく全部取り切ることはできないとのことだった。

ただ、やはり・・術中もっというと
術後であってもリスクはある。
それでもこのまま放っておくわけにはいかないのだ。

さて、私が犬や猫を飼っている方に伝えたいことは
ただひとつ。
13歳くらいを過ぎた頃。犬はとても元気だと思う。
(大型犬は除きます)
ずっとこのままなんじゃないかと思えるほど元気だと思う。
しかし、ちょっとした様子の変化にはある程度
注意をしたほうが良い。
お腹を壊した、痩せてしまった
水を大量に飲む、水のようなおしっこが
大量に出る
ご飯を食べない・・
これはどれも危険信号の一つである可能性が高い。

一回の検査で様子を見ることもあると思うけど
でも、それでもおかしいと思ったら
やはり注意深く観察したほうが良い。

特に餌を食べない。痩せたといった場合
お腹を壊す・・
水を大量に飲むといった場合もそうだ。

1週間くらい様子を見て改善されないようなら
診てもらって欲しい。

うちのあーちゃんは
元々ご飯をあまり食べないので
その全く受け付けない状態というのが
明確ではなかった。
ただすごく痩せたのは、1週間くらい
出張から帰った私が診てそう思ったのだ。
多分1か月-2か月くらい様子でそう思ったのだと思う。

この間より痩せてない?
こんなにごつごつしてた???

さて今日は眠れぬ夜を過ごすことになりそうだ。


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