雨ノ日玖作

web作家。異能バトルが好き。 『小説投稿サイトを利用していたら、クラスの美少女が読者…

雨ノ日玖作

web作家。異能バトルが好き。 『小説投稿サイトを利用していたら、クラスの美少女が読者だった』コミカライズ化 『俺の高校が能力に目覚め、先輩能力者の俺が無双する青春譚』などもなろうに掲載してます(ブクマ5000超) 主に創作中に気がついたことを備忘録的に記しています。

記事一覧

クルタ族、幻影旅団、ツェリードニヒ、シーラの因縁について

考察(妄想)していきたい。 まず、幻影旅団とモレナ一派の対比で起きたことを類推します。 幻影旅団とモレナ一派。 ノブナガは二線ものであるモレナ率いるエイ=イ一家が自…

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ゲーム・オブ・スローンズの面白さの再現性について

考える。 まず大前提として、僕はゲーム・オブ・スローンズが好きだ。 ゲースロに影響を受け推理有りラブコメを書き(!?) コミカライズまでしていただけた。 ゲーム・…

雨ノ日玖作
3か月前
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ネテロ会長の『百式観音』の強さについての考察

ネットでは様々な論があるが、自分なりに考察したい。 まず共有しておきたいのが、ネテロ会長の念能力は『強化系』であり、 『百式観音』は放出系や具現化系の系統に属す…

雨ノ日玖作
5か月前
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なろう文学は物語の革命

ではないかと最近僕も考えてる。 美術史においてもある特定の地域や時代において、それまでの常識へのカウンターとして新たなジャンルが勃興してきた(らしい) それを踏ま…

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エヴァ視聴雑記

A4のポスターが欲しかったので三回目のシンエヴァ見て来たので、今更ながら、自分の考察とか、そういう雑記を自分用に書こうと思う。 ・あの世界で言う『神』→現実世界の…

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ハーレムものの鈍感主人公のヘイト処理の解法①

一つの答え、三人称で書く。 ヘイト処理のテクに『ヘイトを溜めるような描写はそもそも書かない』という技があると思う。作中で起きたとしても、敢えてそれを書かないこと…

変人キャラの書き方について

 キャラクター、中でも『変人』とされるキャラクターについて  作中における変人キャラだが、最初からその『変わったところ』を前面に押し出すと読者に受け入れられにく…

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クルタ族、幻影旅団、ツェリードニヒ、シーラの因縁について

クルタ族、幻影旅団、ツェリードニヒ、シーラの因縁について

考察(妄想)していきたい。

まず、幻影旅団とモレナ一派の対比で起きたことを類推します。

幻影旅団とモレナ一派。
ノブナガは二線ものであるモレナ率いるエイ=イ一家が自分たちと似てると言います。
どこが似てるのでしょう。

似てるとするとこの辺りかなぁと思います。
また類似性を否定するフィンクスにノブナガは最初はこうだった、と言います。
つまり、今は違うと言うことになります。いつ、何がきっかけで変

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ゲーム・オブ・スローンズの面白さの再現性について

ゲーム・オブ・スローンズの面白さの再現性について

考える。
まず大前提として、僕はゲーム・オブ・スローンズが好きだ。
ゲースロに影響を受け推理有りラブコメを書き(!?)
コミカライズまでしていただけた。

ゲーム・オブ・スローンズは僕の成功の母である。

そのゲースロの面白さの本質を、今更ながら言語化しようと思うわけだ。

で、その本質は、微に入り細を穿つ、容赦のなさ、であると思う。密度と言うのが適切かもしれない。容赦のないシーンの密度がとにかく

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ネテロ会長の『百式観音』の強さについての考察

ネテロ会長の『百式観音』の強さについての考察

ネットでは様々な論があるが、自分なりに考察したい。

まず共有しておきたいのが、ネテロ会長の念能力は『強化系』であり、
『百式観音』は放出系や具現化系の系統に属すると思われる能力であるということである。

つまり、ネテロ会長は攻撃力・破壊力の面において最大出力は出せていないのではないかと考える。

ではなぜ『百式観音』が強いのかというと、それは『感謝の正拳突き』により神速の域に達したネテロの祈りに

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なろう文学は物語の革命

なろう文学は物語の革命

ではないかと最近僕も考えてる。

美術史においてもある特定の地域や時代において、それまでの常識へのカウンターとして新たなジャンルが勃興してきた(らしい)

それを踏まえると、努力と幸福の天秤を徹底的に幸福側に傾けた、ご都合主義満載のいわゆるなろう文学も

小説家になろうという世界の片隅で急速に醸成された新しい物語の機軸、なのではないかと思う。

物語なんて突き詰めればエンタメなんだから渋み不要って

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エヴァ視聴雑記

エヴァ視聴雑記

A4のポスターが欲しかったので三回目のシンエヴァ見て来たので、今更ながら、自分の考察とか、そういう雑記を自分用に書こうと思う。

・あの世界で言う『神』→現実世界の人間のこと(もしくは庵野監督のこと)

→だからあの世界でいう『神に逆らう』、とは、フィクションの中の人間が、こちら側、現実世界のものに逆らうということ。(リングとか螺旋とかの系譜)

・ロンギヌスの槍と、カシウスの槍について

→庵野

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ハーレムものの鈍感主人公のヘイト処理の解法①

ハーレムものの鈍感主人公のヘイト処理の解法①

一つの答え、三人称で書く。

ヘイト処理のテクに『ヘイトを溜めるような描写はそもそも書かない』という技があると思う。作中で起きたとしても、敢えてそれを書かないことで読者の反感を買わない技術だ。

これが鈍感系主人公を書くうえで大事なテクになる。

つまり複数のヒロインに好意を寄せられて、それでも気が付かない主人公。一人称で書く場合、例えば主人公に赤面するヒロインを書くと、それを見た主人公が『A子は

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変人キャラの書き方について

変人キャラの書き方について

 キャラクター、中でも『変人』とされるキャラクターについて

 作中における変人キャラだが、最初からその『変わったところ』を前面に押し出すと読者に受け入れられにくい。

 ではどうするか、というと、『変わった』キャラクターはむしろ最初普通の人っぽく見せて、その後変化させていった方が気に入られやすい。

 自己紹介の時を想像すれば分かりやすいが、自己紹介の時から自分のキャラ全開で来る奴は大半の人間は

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