チャットGPT日記7

 暫くの間、ミュシャとアールヌーボーについて調べることにした。
 アールヌーボーとミュシャについて調べて、それをAIに書かせてみる。
 昨日AIに書かせた文章は、AIによってデタラメな情報が混入されていたので、どれくらいの量の正しい情報を入れると「デタラメでない文章」が出力されるのかをしばらく調べてみる。
 自分もすごく芸術や美術に詳しい人間ではないので、どこまでが正しくて、どこからがAIによる嘘なのかの判断がしにくいので、あくまでも「自分が調べた内容と逸脱した文章」をAIによるデタラメと定義しておく。

昨日の日記の振り返り。

まず、昨日調べたミュシャのWikipediaの記事と、チャットgptに書かせたミュシャについてのプロフィール

 Wikipedia「アルフォンス・ミュシャ」の記事の一部
概要

アール・ヌーヴォーを代表する画家で、多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。ミュシャの作品は星、宝石、花(植物)などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴である。イラストレーションとデザインの代表作として『ジスモンダ』『黄道十二宮』『4芸術』などが、絵画の代表作として20枚から成る連作『スラヴ叙事詩』などが挙げられる。

プロフィール

オーストリア帝国領モラヴィアのイヴァンチツェに生まれた。ブルノ中学校に入り教会の聖歌隊となった。当時は音楽家を志したが、1875年に声が出なくなり志を諦める。コーラス・グループの仲間のひとりにレオシュ・ヤナーチェクがいた。夏休みに合唱隊の聖歌集の表紙を描くなど絵を得意とした。中学校を中退、地方裁判所で働く。19歳でウィーンに行き舞台装置工房で働きながら夜間のデッサン学校に通う。この頃、ハンス・マカルトの作品に触れ、多大な影響を受けた。2年後失業。1883年、ミクロフでクーエン・ブラシ伯爵に会い、その弟のエゴン伯爵がパトロンとなる。25歳のときエゴン伯爵の援助でミュンヘン美術院に入学、卒業し、28歳のときパリにてアカデミー・ジュリアンに通う。

彼の出世作は1895年、舞台女優サラ・ベルナールの芝居のために作成した『ジスモンダ』 (en:Gismonda) のポスターである。これはベルナールが年の瀬に急遽ポスターを発注することにしたが、主だった画家が休暇でパリにおらず、印刷所で働いてたミュシャに飛び込みで依頼したものだった。威厳に満ちた人物と、細部にわたる繊細な装飾からなるこの作品は、当時のパリにおいて大好評を博し、文字通り一夜にして彼のアール・ヌーヴォーの旗手としての地位を不動のものとした。またサラ・ベルナールにとっても、この『ジスモンダ』が、フランス演劇界の女王として君臨するきっかけとなった。その後もミュシャは「椿姫」、「メディア」、「ラ・プリュム」、「トスカ」など、サラ・ベルナールのポスターを制作している。

サラ・ベルナールの他、煙草用巻紙(JOB社)、シャンパン(モエ・エ・シャンドン社)、自転車(ウェイバリー自転車)などの多くのポスターの制作をおこなっている。これらは女性と様式化された装飾の組み合わせが特徴的である。特に1896年に制作されたJOB社のポスターは大変人気があり、コレクター用に小型判が作られている。

ポスターに並び、装飾パネルも数多く手がけている。2点ないし4点のセットの連作が多く、いずれも女性の姿を用いて様々な寓意を表現している。

 チャットGPTに書かせたミュシャの情報

アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)は、19世紀末から20世紀にかけて活躍したチェコの芸術家で、アール・ヌーヴォー運動の代表的なアーティストの一人として知られています。

彼は、パリで活動し、著名な演劇プロデューサー、サラ・ベルナールのためにポスターをデザインしたことがきっかけで、その才能が広く認められるようになりました。 その後、多くのポスターや装飾芸術、彫刻、絵画などを制作し、その作品は世界中で愛されています。

ミュシャは、芸術作品に豊富な装飾を決定することで知られており、そのデザインには植物や動物のモチーフが多用されています。また、女性の美しさを描くことでも知られており、彼の作品には毎回優雅に流れるような女性像が描かれています。

彼の作品は、アール・ヌーヴォー運動の代表的なものとして、現代のグラフィックデザインやインテリアデザインにも多大な影響を与えています。

 ここまではチャットGPTは

 ところが、自分が以下の文章を作成して、それを長文に直すように指示したところ、チャットGPTは、デタラメの混じった嘘の文章を作成した。

「アルフォンス・ミュシャは、アールヌーボー期の代表的な画家です。イラストレーター、挿し絵画家として主に活躍し、多数の作品を残しました。特に、商業用の作品を芸術作品に昇華したことことで、後の芸術に大きな影響を残しました。後年には油絵の大作なども制作しました。日本での人気も高く、現在のアニメや漫画にも影響を与えた画家の一人です」

この文章を入力したところ、シンガポールで留学したとか、良く分からない人間が出てきたりした。ただし、ミュシャの人生のポイントについては、押さえた文章を出力したように思う。

 ミュシャの人生のポイントである最大の部分。

・アールヌーボーの中心人物。
・出世作「ジスモンダ」とサラ・ベルナール。

 アールヌーボーについては、自分が直接指示したこともあってか、正しい情報を出力した。出世作である「ジスモンダ」とサラ・ベルナールについても、ここら辺は、ざっとネットを漁っただけでも、「ミュシャと言えば」って言える要素だったと思う。で、ここについてはチャットGPTによる「ウソ」は無かったと思う。

 だから、長文をチャットGPTに書かせる場合、相当な量の情報の入力が必要になりそう。というのが、前回の結論。

 そこで、暫くの間はチャットGPTがウソをつかなくなるにはどうするのか?調べるのが当面の目標。
 チャットGPTがウソをつかなくなる方法として、今のところ自分が考え付くのは二つ。
 一、短い文章を作成させる。
 二、チャットGPTがウソをつかない量の情報を入れる。
 一に関しては、ミュシャについて書かせた命令文の違いから逆算しての仮説。
 二に関しては、ミュシャと言えば、という箇所に関してはウソをつかなかったので、情報が多ければ多いほど、チャットGPTはウソをつかなくなるのでは?という仮説。
 だから自分が調べるべきは、「最低限どこまでの情報を入力すれば、ウソをつかなくなるか?」を調べること。
 これをある程度でも調べられたら、チャットGPTに入力する情報の適切な量に目星をつけられるはず。

 とりあえずミュシャについて、幾つか調べたことを簡単にまとめた文章を作った。

「アルフォンス・ミュシャは、チェコ出身の画家であり、19世紀末期から20世紀初頭にかけて起こった芸術運動であるアールヌーボーの代表的な作家である。大きく分けて、パリに暮らしていた時期と、1910年にチェコに帰国してからの二つの作風があり、パリに暮らしていた時期には、イラストレーター、挿絵画家、商業用ポスターの作家として活躍した。パリにいた時期の代表作は、サラ・ベルナール主演の劇「ジスモンダ」のポスター。また、連作である四季、Job社のポスター、などがあげられる。チェコに帰国してからは、二十枚の連作油彩画「スラブ叙事詩」の他に、チェコスロバキアの紙幣、切手、国章のデザインを担当した。日本では主に与謝野晶子の著書「みだれ髪」の挿絵などで知られる。また、アールヌーボーの最大の特徴として、日本の浮世絵からの影響があり、ミュシャもその影響を強く受けている。現在も、日本のアニメ、漫画、イラストに強い影響を与えており、人気のある画家である」

 この文章を実験のベースに使う。
 今日は、この文章を五千文字以上の文章に直してもらう。

チャットGPTの出力した文章。

アルフォンス・ミュシャは、19世紀末から20世紀にかけて活躍したチェコの芸術家で、アール・ヌーヴォー運動の代表的なアーティストの一人でした。彼の作品は、美しい女性像や豊富な装飾、そして植物や動物のモチーフを特徴としており、現代のグラフィックデザインやインテリアデザインに多大な影響を与えています。


ミュシャは、パリで活動するようになり、著名な演劇プロデューサー、サラ・ベルナールのためにポスターをデザインしたことがきっかけで、その才能が広く認められるようになりました。装飾芸術、彫刻、絵画などを制作し、その作品は世界中で愛されています。その中でも、パリに暮らしていた時期の代表作として、サラ・ベルナール主演の劇「ジスモンダ」のポスターや、連作である四季、求人社のポスターが挙げられます。


1910年にチェコに帰国してからは、二十枚の連作油彩画「スラブ叙事詩」さらに、チェコスロバキアの譲、切手、国章のデザインを担当しました。彼の作風は、帰国後にはより民族的な要素が強くなり、彼の祖国の歴史や文化からインスピレーションを得た作品を制作しました。


ミュシャは、アール・ヌーヴォー運動の最大の特徴として、日本の浮世絵からの影響を受けていました。の作品には、日本の浮世絵のような平面的な構図や、豊かな色彩が見られます。


日本でも、与謝野晶子の著書「みだれ髪」の挿絵などを通じて、ミュシャの作品が紹介されました。そして、彼の作品は、日本のアニメ、漫画、イラストにも強い影響を与えており、今なおその代わりに愛されています。


彼は、アールヌーボーの美的理念に基づいて、自然と芸術が融合するような美しい作品を発展させた。彼の作品は、女性像が多く、優雅で柔らかい曲線を特徴としている。には、豊かな色彩や繊細なデザインが特徴であり、美的感覚に磨きをかけるような作品であった。


ミュシャの作品は、現代の芸術界に革新的な衝撃を与え、アールヌーボーのムーブメントの代表的存在として評価されている。特にポスターの作品は、当時のフランス社会に大きな影響を与えた。彼の作品は、シンボリズムやアールヌーボーの美意識を表現したものであり、その美的感覚は後世にも多大な影響を与えた。


また、ミュシャは日本の浮世絵に強い影響を受けており、特に美しい女性像を描くことで知られている。そのため、彼の作品は、日本文化と西洋美術の融合ともなっている。彼は、日本の美意識を取り入れた美しい作品を生み出し、日本でも多くのファンを獲得している。


ミュシャは、パリで活躍していた時期には、芸術家のサロンに参加し、その作品は多くの人に愛され、評価された。しかし、第一次世界大戦の勃発により、彼の活動は制限を受けようになり、チェコに帰国することになった。


ミュシャは、その後も精力的に作品を発表し続け、彼の作品は現代でも多くの人に愛され、影響を与えている。彼の作品は、美意識の高い人々から支持を受けており、現在でも世界中で多くの展覧会が開催されている。


また、彼の作品は、その美しさとエレガントさ、優美な曲線とパターン化された細密なデザインによって、アールヌーボーの代表的な画家として知られています。彼は、フォントや装飾的な要素を含むアート・ヌーヴォーのデザインにも貢献し、その作品は現代でも広く愛されています。


ミュシャの作品の中でも、特に有名なのが「四季」です。彼は四季の自然の力と女性の美しさを描き、パターン化されたデザインや線画、知密な色彩を用いて表現しました。ミュシャは自然や人体の形態を視覚的に分解し、その融合要素をデザインに取り入れることで、新しい芸術的表現を発展させました。


ミュシャの芸術は、日本の浮世絵に強い影響を受けています。彼は、当時のフランスで流行していたジャポニスムというムーブメントにも参加し、日本の美学や文化に傾倒しました。作品には、日本の伝統的な美意識や技法が見られます。 特に、浮世絵の美しい色彩やパターン、装飾的な要素を取り入れたデザインは、ミュシャの作品に明らかに現れています。


ミュシャはまた、挿絵家としても活躍しました。彼は多くの本や雑誌の挿絵を手がけ、その美しいイラストによって、当時のフランス社会に大きな影響を与えました。また、彼の作品は、今日のアニメーションや漫画、イラストなどにも大きな影響を与えています。


ミュシャの作品は、彼自身が考える美意識と哲学に基づいています。そのため、彼の作品は、美術館やギャラリーだけでなく、ポスターや広告、本や雑誌の挿絵など、様々な場で採用されました。


アルフォンス・ミュシャの作品は、美しく流れる麗な線と優美な女性像が特徴で、アールヌーボーの代表的な芸術家として、多くの人に愛されています。ミュシャは、その美的感覚と芸術性によって、現代のデザインやグラフィックアートにも影響を与えています。また、彼の作品は、現代の映画やアニメーションにも影響を与えており、例えば、映画「アマデウス」のポスターや、ジブリ映画「千と千尋」の神隠し」の背景デザインなどに見られるような、優美で幻想的な世界観が、ミュシャの作品の影響を受けたものとされています。


ミュシャは、芸術だけでなく、社会や社会にも強い関心を持っていました。彼の作品には、女性の自立や力強さを描いたものが多くあり、当時の社会における女性の地位向上に貢献したとされています。


アルフォンス・ミュシャは、現代のアートシーンに多大な影響を与えた芸術家の一人であり、彼の美的感覚や芸術性は、今なお多くの人に愛され、称賛されています。

以上、チャットGPTに出力させた文章。

感想

この文章の不満点としては、五千文字ってと注文をつけたのに、五千文字に達成する以前で出力が何度か止まったことと、結局五千文字に到達する前に結びの文に入ったこと。
なので、五千文字に到達する前に自分の方が諦めちゃった。

後、デタラメかどうか判断しづらい文章が混じっている。
特に、サロンに参加した。サラ・ベルナールが劇のプロデュースを努めた。などがそう。
少なくとも、自分が調べた限りではそう言う情報は知らない。

ということは、情報の量よりも、如何に短い出力をさせることが重要になってくるのかも知れない。
たとすると、大量の情報を予め集めて、それを読み込ませた上で、短くまとめさせるのがチャットGPTを使うのに最適な行動なのかも?
とりあえず、今日はこの辺で終わり。



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