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内省することで見えるもの

「内省の第一歩 -自分の軸をつくる-」
一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事の熊平美香さんによる授業がスクーにて放送されました。

内省力を高める方法

内省力を高める方法として、「リフレクション」という見方があります。
リフレクションとは、自己を客観的かつ批判的に振り返ることです。
批判的というのは、否定的な意味ではなく、多面的に見るという意味になります。
リフレクションをすることで、メタ認知が高まります。

認知の4点セット・・・意見、経験、感情、価値観

この4点セットから内省をしていきます。
例えば、同じ犬でも・・・
意見:犬が好き
経験:昔から犬を買っている
感情:喜び、安心
価値観:癒やしてくれる存在

意見:犬が嫌い
経験:犬に噛まれたことがある
感情:怖い
価値観:危険な存在

このように、経験から感情が結びついて、自身の価値観になっていきます。

同期の源を知る

同期の源とは、やりがいを感じる、大切な価値観のことです。
感情のリフレクションでいうと、大切な価値観が満たされるときがポジティブ。逆に満たされないときがネガティブになります。
このネガティブな感情は自分の価値観を知る最高の機会になります。
ネガティブに感じることはハッキリしている分、自分が何を大事にしているからネガティブになっていると知ることができます。

対話のリフレクション

対話とは、自己を内省し、評価判断を保留にして、他者に共感する聴き方と話し方になります。
自分の枠の外に出ることで、いろんな世界を見ながら自分を見つめることでができ、多様な世界に共感し自分に取り入れることができるようになります。
相手との対話で考えていることだけではなく、背景となる経験、感情、価値観を相互に理解することで、相手を尊重することもできます。

ものの見方を変える

お題:こんな人とは言われたくない!どんな人?
最初に自分が選んだ言葉に過去の経験が繋がっている。
そのキーワードは自分にとって大事な価値観や考えが紐づいている。
例えば、自分勝手な人、不誠実な人、価値観を押し付ける人、めんどくさい人
認知の4点セットに当てはめます。
すると、自分の価値観が見えて来ると思います。

そんな人になってください

お題で選んだ言葉のような人になってくださいというテーマで、認知の4点セットに当てはめます。
ものの見方を変えるために、意味づけを変えていきます。

授業を受けて

お題に対する答えは、自分が言われて嫌なことだったり、他者で苦手な人でしたが、意味づけを変えることで本当はこうなりたいと思っていたのかもしれないと気づきを得ました。
良い感情と悪い感情は表裏一体で、どちらも大事なことだからこそ、自分の感情を意識することを心がけたいと思いました。


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